アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

雑記

不覚の靭帯負傷

右足を負傷しましたので2週間ほど山を休み中。 三峯神社。 いやー例年お馴染みの秋立、もといシーズン〆の立山で、 今年はいよいよスキーをしてみようという運びになったのですが パウダーでスピードが制御できず思いっきり転倒。 狼を祀る。 ビンディングも…

ネタ切れと過去写真消化のやつ

ウス。 北アルプスは望外の降雪で三段紅葉が見られそうですね。 明日は近場でランして昼から仕事。 日曜は七倉岳か、県内の2000m山に行くか、秋キノコを探しに行くか…。 根子岳への登山道。ピステンかかってるのでもはやスキー場。 お蔵入りしてた写真のコーナ…

呼吸器系感染症恐るべし

罹患しました。 3年前から世間を賑わせている「アレ」かどうかは不明。 一応昨日抗原検査やってみて陰性でしたが 兎も角今朝は喉が終わってるので3連休は沈没です。 あ、予定では3日1200km東北ドライブ&登山・野湯観光だった。限界すぎる。 田口峠。 唐突に…

晴れめっちゃ時々雨が降るかもしれない

昨日めっちゃ久々に雨が降りました。 県内のある地方では40日以上ぶりらしいです。ヒエー。 お盆の県南部キャンプ場「天湖森」の管理釣り場。 台風も来ないですがこれの揺り戻しが怖い。 紅葉の時期に来るのだけはノーサンキュー。 「道の駅いぶし」にて。 8月…

夏を感じる写真諸々蔵出し

北陸も昨日梅雨入りしたとの知らせが入りました。 仮にもアウトドア好きなので梅雨は早く引いてくれると助かりますが、 長雨の昼時は夏の写真を見て、今年の旅行予定を立てています。 本日は箸休め、お蔵入りしていた写真でも。 能登 中島町横見八幡宮。 夕…

失われた修験の道『大嶽山参道』②ルート詳細

前回の続き。 大嶽山那賀都神社(里宮)から国師ヶ岳天狗岩(奥宮)まで続く信仰の道。 その参詣路を順を追って説明していく。 地図。 現行地図では那賀都神社裏手の①赤の浦川Co1040mから 尾根へ上がっている道が記されているが、 当時は上支流のCo1070m中ノ沢に…

失われた修験の道『大嶽山参道』①概要

2023年現在、国師ヶ岳は奥秩父山塊で最も『登りやすい』山の1つだ。 かつての奥深く坐す秘峰も、近傍の大弛峠へ林道が敷かれて 1時間で山頂を往復できてしまう程馴染み深い山となっている。 雲取山から。右奥の方に上がっていく稜線上に国師ヶ岳がある。 そ…

2021~2023の『滝』をただ見るだけのやつ

タイトルが全てです。 要は『お蔵入り』になっていた写真とかを供養する、都合の良いアレです。 特に余計な雑記を書く気はありません。 ただ滝を見て、滝を愛で、まだ見ぬ滝に想いを馳せましょう。 西日本の観光名瀑の白眉は、何と言っても『那智の滝』だろ…

2022~2023年の八ヶ岳全山 装備一覧と所見

備忘録として、年末年始に行った当山行で担いだ道具の一覧と、 不要だと感じたもの、有益と思ったものについて纏めてみました。 ------------------------------ ザック:The North Face Cobra60 TNF Cobra60。(画像は2022年2月唐松岳の際のもの) 靴 :LA SP…

2021年の総括などなど

ウス。 年末はどっかに行ってると思うので、早めに2021年の総括をば。 今年も多くの山に登らさせていただきましたが、 特に印象に残った12座をピックアップするという毎年恒例のやつです。 【1月:天狗岳】 中山峠より天狗岳。 昨年12月から近年稀に見る大雪…

『旧薬師岳登拝道』今昔小話④現在の登拝道の調査(取り付き編)

前回の続き。 前回の話から大分開いてしまいましたが、 有峰林道開通後、現地調査へ行ってきました。 有峰の現在。 今回行ったのは登拝道の登り口の現状を確認すること。 アプローチが長い古道を調査する好事屋はそう多くないので、 この場所の事前情報はゼ…

ここ最近の購入したものを云々

やあ。 世間はコロナウイルスどうこうで給与が減っただの、 ともすれば休職中だのの話で不景気が続いておりますが 我が職場は相も変わらず絶賛稼働中、なのでありがたいことに金銭面での苦労はないです。 というわけで最近登山に思うように行けないことから…

週末の天気の悪さが異常

心がへし折れました。 一体全体何かという話ですが、単に北陸の天気の悪さを再確認したってだけ。 この数週間何をトチ狂ったか休日を狙って大雨がクリーンヒットしやがり、 山に行けないフラストレーションが溜まりに溜まり、そろそろプチーンと来そう。 今…

『旧薬師岳登拝道』今昔小話③旧登拝道の現在

前回の続き。 旧薬師岳登拝道は①で触れたように、今では辿る道筋がありません。 そもそも入口がダムの底、有峰集落の離村から来年でちょうど100周年。 とうに草木生茂り面影など何一つ残っていないでしょう。 …と思いながら、「こういう道が昔あったよ」とい…

『旧薬師岳登拝道』今昔小話②当時の登拝と道中の名所

前回の続き。 『立山(たちやま)に 降り置ける雪を 常夏に 見れども飽かず 神からならし』 盛夏にも雪が残る立山は見飽きるということがなく神々しい、と歌った 国内最古の和歌集『万葉集』に記された大伴家持の一首。 どの山を指したか、あるいは連峰全体を…

『旧薬師岳登拝道』今昔小話①概要

今日では『有峰』(ありみね)という地名に、聞き馴染みある登山者も 多いのではないでしょうか。 ここには日本百名山 薬師岳の登山口があり、昔は有峰集落がありました。 有峰集落は喧噪途絶える深き山中に静謐に広がる桃源郷であったと同時に 霊峰薬師岳の登…

富山の珍名山の由来

今日スタッドレスに履き替えました。 自分で履き替えるのは面倒だけど、早めに替えといて損はないわけよ。 しかし週明けからあんまり天気良くないのだ。 雪ならいいけど雨はね…。 あちらを立てればこちらが立たず、困りもの。ということで雑話兼蘊蓄。 富山…

明治期の立山登山を振り返る

ここ1週間で一気に肌寒くなってきました。あー寒い。 何ですか、暖秋かと思えば最後っ屁に帳尻合わせして、 しっちゃかめっちゃかじゃないですか。 思ったより秋晴れの日も当たりませんし…関東の日照りが恋しいです。 雨や曇天の日は図書館で郷土資料を読ん…

Flickr試験導入云々

今更何だという話ですが、僕が基本使っているSNSはTwitterです。 南アフリカを南アと略す人のせいで混乱している— 成瀬晶 (@akiranngo_M) 2019年11月2日 大学入学間もなくから9年の付き合いになります。下手な知り合いより長いよ。 基本的に身の回りのことを…

レタッチアプリとフォトショ警察

えー、山に行く気が起きません。 良く女性が「たまには一人にして!」って口にするアレです。 倦怠期です。付き合って1周年くらいで起きる気がします。注意しましょう。 ということで、雑話でも。 『レタッチ』について話しましょう。 新緑感が増した。 カメ…

登山中の集中力欠乏と正信念仏偈

ウス。 ここ数日の晴れ間を逃してしまい、1週間曇天模様でナイーブになっています。 曇りなら別に他にやりようもあるんだけど…。 まあ大人しく快晴の日を待ちましょうということで。 白樺の林。車で行けるところはなかなか珍しい。 登山中、ちょっとした集中…

第一次信濃太郎殲滅作戦

しなんたろうの季節です。 僕がこの世で嫌いな生物BEST5を挙げるなら、 1にムカデ、2にヘビ、3にしなんたろう、と挙げるくらいの上位ランカーです。 菅沼。 しなんたろうというのは北陸の方言で『イラガの幼虫』のことで、 ウメやサクラの庭木につく、夏の悩…

令和元年クマ目撃情報を眺めながら

やあ。 本当は日曜日に登山しようと思いましたが、前日の腹痛と寝不足に嫌気が差し もういいやとパスしたら、今度は1週間天気が悪くて山に入れず。 神様はなぜ僕をいじめるのか。(・_・`) ガオオオー。 仕方がないので地図を見てます。 富山県ツキノワグマ目撃…

駄文その1

tenki.jp 「もしもし、土曜日で予約した〇〇と申します。」 「大変急で申し訳ないですが…、土曜日の予約キャンセル出来ますでしょうか。」 「あ、そうです。…はい。すいません。」 「また次の機会によろしくお願いします。」プツッ…ツー…ツー…ツー… ウオオオ…

雨上がりの放浪と立山民話

やあ。 最近集落の話ばかりで、山関連の話がちっともですが まあそれもそのはず、登ってないからです。 婆さんや、梅雨明けはまだかのう。 明日軽く登ろうかとも思っていましたが、急な用事で泡沫の如し。 それでも来週末からは陽気の兆しが見えそうなもので…

時鳥と薯の小話

やぁ。 梅雨が晴れたと思ったらバケツひっくり返したような雨続き。 川の近くなので放流のサイレンが夜中ずっと鳴っています。 こんなジトジトしている雨の夜には、山の鳥も羽を休めて寝ていることでしょう。 ということで1つ富山の民話でも。 昔々、越中の…

地震一過

昨日深夜、新潟・山形県境付近を震源とする巨大地震が発生しました。 両県とも最大震度6強の大きな揺れにより家屋の損壊、大規模停電が発生し、 大きな被害を被られた方にお見舞い申し上げます。 ムラサキツユクサ。 新潟に程近い富山はと言うと、昨晩は自室…

梅雨前線、真盛り

雨さんザーザーでワロタ。( ⊙ _ ⊙ ) やあ。 先週から山どころか、碌に森にも入れない日が続く。 それでも富山は太平洋側よりか幾許かはマシみたいですよ。 木・金あたりから少しずつ和らぐみたいです。 アジサイ。 雨が降れば花が潤い、それを愛でる機会も増…

『令和富山県廃集落探訪長期計画』

廃集落の数が多い。 最近まで居住していた神奈川県が全国的に見ても少ないこともあるが、 富山県の高度過疎集落・廃集落の数は両指に収まらないほどである。 廃集落の経緯は地域により様々であるが、 ①高度経済成長期に端を発する、都市部への人口流出による…

中山道脇往還『伊那街道』

長野は蜘蛛の巣。 尾又は妻籠宿の南端に位置する。 ちょうどこの看板がある場所を北東端とし、南へ300m、 蘭(あららぎ)川を挟んで西へ200mの範囲が尾又地区だ。 この地にはかつて中山道から伊奈道(=伊那街道)へと分岐した道が続いていた。 1593(文禄2)年、…