事は今年の3月になろうかという頃、朝8時半。
134号線で茅ケ崎方面へ向かっている最中、ふと
「あ、温泉行きてえ。」
車で遠出した後に温泉に入るのが趣味なのですが、
突然温泉に入りたくなりました。
それもいつも行く茅ヶ崎や箱根、厚木ではなく
ガッツリとした温泉地に行きたい。
すぐさま路肩に停車してホテルに電話し予約を取り、1泊2日の旅行へ向けて出発しました。
というわけで3月に行った片道170kmの群馬県の有名保養地「伊香保温泉」への旅行の話です。赤いところが目的地です。
写真は少なめ。
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1日目:
伊香保温泉は以前の職場の知り合いが語っていて興味を持っていたこと、群馬ならギリギリ行ける距離だと思い立っての即断即決でした。
圏央道で途中休憩を挟みつつ鶴ヶ島JCTから関越道へ乗り、渋川伊香保ICで下りたのが大体12:00頃。
腹が空いてるわけでも無かったので夕飯まで空腹は取っておくことに。
今回の旅館は
若干外から見ると古い印象を受けますが、サービス、内装ともに良い旅館でした。
チェックインが15:00~ですが早く着きすぎたので了承を貰った上で駐車場をお借りさせていただくことに。
車を停めて早速伊香保観光。
伊香保温泉と言えば温泉街の頂上に位置する「伊香保神社」まで続く
365段の石階段が有名。
365段と言えば長く感じるが、所々に広場があるので疲れる心配も無し。
あんまり渋や草津のようなコテコテの温泉街ではないので外国人は少なめに感じた。
関東からのアクセスも良い為、若いカップルや大学サークル?が来ていました。
てっきりお年寄りだらけかと思ったらそうでもないのね。
頂上の伊香保神社。
何とは無しに来てみたけどここは頭文字Dやテルマエロマエで元ネタとして使われたらしい。
イニDは知ってたけどテルマエは知らなかった。ていうか録画したのまだ見てないので後から見よう。
さて、主要な温泉街は伊香保神社を頂上として終わりだけども、
神社から更に旅館や土産屋への道が続いている。
その奥には立ち寄り客も入れるという温泉もあるらしい。
後はこの神社付近からロープウェイが出ており、物聞山山頂まで通じている。
トレッキングコースとしても名が通っているみたい。
当時は残雪が多く運休停止していましたが。
立ち寄り客が入れる伊香保露天風呂方面へ歩くと赤色の高欄が映える木橋が。
冬に来たので少し物足りないが、秋の紅葉シーズンには多くの写真家が来るんだろうなあ。
「伊香保 紅葉」で画像検索すると凄い綺麗でした。ライトアップされるみたい。
さて、露天風呂へは元々行く予定がなかったので適当に散策しながらホテルに引き返すことに。
丁度チェックインの時間になり、簡単な説明を受けて一室に通されると
簡素ながら落ち着いたまさに旅館って感じの部屋。写真はないけど。
伊香保の泉質は「黄金の湯」と「白金の湯」という2種類に分けられるらしく、
今回の旅館は黄金の湯という硫酸温泉。
箱根の仙石原のような硫黄臭は全く無く、空気に触れると錆色になるとのこと。湯上りの温かさが良かった。
外には檜の露天風呂があったが、こちらも良かった。こちらは木材を使っていることもあってか恐らく硫酸温泉ではなく別口からの湯だろうけど。
結局着いてからすぐに、食事の前に、食事の後寝る前に、この日は3回風呂に入ってしまった。
この日の夕食は前菜の筍と菜の花の和え物、蛍烏賊ねぎ醤油漬け等から海鮮盛り合わせ、虹鱒の包み焼、鶏肉の鉄板焼き、釜飯等様々、挙げるとキリがないくらい出た。どれも美味しかった。
私は蛍烏賊が大好物です。
大満足で部屋に向かうと漫画を読むスペースもある。何とは無しに「四月は君の嘘」をぶっ続けで読んだ。
2日目:
翌日6時半頃起床。朝食は鮭のホイル焼きと生卵とあさりの味噌汁と香の物等等。
ザ・朝食って感じで良かった。朝に肉とか食べる気にならないからね。
私は生卵を食べられないのが残念だけど。
朝食後に風呂に入り、荷物を片付けて9時頃にチェックアウト。
温泉街にもう一度行く旨を伝えたところ、無料送迎バスが出るとのことで乗せてもらうことに。
ということで神社に行って参拝した後、1日目で歩かなかった裏道等を見物したりした。
その後は11時頃に伊香保を出発後、渋川で色々見て回ったり榛名山の景色を見たいなと熟考したけど、昼から天気が崩れるとのことで帰路へ。
途中眠くなりPAで休憩しながら16時には帰宅して爆睡。
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感想としては、思い付きにしては凄いリフレッシュ出来たと思いました。
伊香保の更に奥の「四万温泉」も行きたいなあと思っているので、近場を通るかもしれませんが。
皆さんも気分が乗らなくなったり、嫌な考え事が多くなったら
1日だけでも全部投げ捨てて旅行に行ってみてはいかがでしょうか。