ここ数日、神奈川はいまいち梅雨なのか梅雨じゃないのか
天気の掴みどころがない。
7月から低山は猛烈に暑い…なのに6月は梅雨でロクに出かけられない、
特に丹沢は山域によってはヤマビルが特に多いみたい。
先週の塔ノ岳でも警戒はしていたが尾根道で日当たりも良く
快晴だったこともあり全く見かけなかったが、
今週行こうかなと考えていた大山~北尾根ルートは群生域でかなり酷いらしいので
足が重くなっちゃった。
しかも今年の大山はクマの遭遇率が例年より高いみたい。
ということで大山ルートは断念。秋に行こうかと思います。
今週は梅雨晴れの日を狙って箱根の明神ヶ岳を明星ヶ岳経由で攻めるか、
シダンゴ山や大野山あたりにでも行こうか、
鎌倉トレッキングでもしようか、前から行きたかったとある場所に行くか。
ということで茶を濁しつつ、今回は5月21日の「鍋割山」について。
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鍋割山は塔ノ岳のすぐ隣に位置し、神奈川でも多くの登山客が来る。
山頂で鍋焼きうどんが食べられ、山頂の眺望が塔ノ岳と引けを取らない、
ユーシン渓谷(現在落石で封鎖中)や塔ノ岳等へのアクセスが可能、
整備が整っていることから、登山を始めた初心者からベテランまで広く愛されてる、とのこと。
初めて登った「金時山」から1週間後、何故かハイテンションになってしまって
次の山に登りたいと思って選んだのがこの鍋割山。
今回は近場ですぐ帰ってこようかなと思ったので最短ルート「表丹沢県民の森駐車場」からの二俣~後沢乗越経由で山頂を目指します。
片道5kmもないので安心。
朝9:00。すれ違ったらこれ避けられないなと思うような林道を超えつつ、
表丹沢県民の森駐車場に到着。すぐ隣のゲートを潜って登山道に向かいます。
こんな感じの砂利道を700mくらい歩くと林道へ続きます。
この日は快晴でしたが風通しが良くて快適に歩けました。
山に登る前にいくらか沢を超えますが、途中ヤマビル忌避用の塩が置いてありました。
ヤマビルには塩やエタノールスプレーが効くみたいですが、携帯するならどちらが良いんですかね?
エタノールは靴に吹くにはあまり良い気がしません。
そう言えば、忌避剤はいっぱい売られてますがヤマビルトラップみたいなものはあるんですかね?
話には聞きませんが、蚊と同じく二酸化炭素に反応するなら案外作れそうな気がします。
海外ではイーストと砂糖での蚊のペットボトルトラップもありますね。
行動範囲があまり広くないヒルなら、蚊と違って逆に変に誘き寄せてしまうという心配もないですし、試してみる価値はあるんじゃないかなあ。
とまあ思いつつ歩いていると、
二俣という沢から小丸尾根という別尾根の分岐があります。
いくらか歩くと水のペットボトルの歩荷をお願いする看板が。
余裕のある人は持っていってくださいとのこと。
ここから最後の沢を超えて登山道の開始です。
当日は同じく鍋割山に向かう方が6人くらいいらっしゃいました。
そこまで危ない道は無かったものの、雨の翌日は用心した方がいいのかも。
静かな林を歩いていきます。整備もされてて歩きやすい。
ふと目をやるとホタルブクロが咲いてました。見たのは初めて。
林道を登り切ると鍋割山への尾根道「後沢乗越」に出ます。ここまでで出発から大体1時間。あと1時間この尾根道を歩きます。
足場は結構ガレてる所もあるので下り時には注意が必要でした。
尾根道をひたすら歩いていくと童話とかに出てきそうな平坦な道に出てきます。
ここまで来たら目的地はすぐそこです。
11:20 鍋割山登頂。富士山側も海側も快晴で眺望も抜群でした。
野原みたいになってるから落ち着いて休める。
山頂には既に15人くらい到着していて、ここから塔ノ岳に向かう人もいればルートを戻る人も。
鍋焼きうどんを食べつつゆっくりして、12:30頃下山準備。うどん美味かった。
登ってきた尾根道がガレてるので思った以上に神経を使いますが、
何度か開けた場所はあるので休憩しやすく便利でした。
無事何事もなく、二俣まで到着
…だったのですが二俣で転倒。脛を強打。
二俣には登山道である旨を告げるチェーンが張られているのですが、
それを乗り越える時に注意していたにも関わらず、
思った以上に足が上がらず、ズッコケて、左足を思いっきりぶつけてしまう羽目に。
幸い骨には何の問題もなく、軽かったのでそのまま普通に帰りましたが、
今でもうっすら傷が。
楽だなあと思っていても予想以上に体力を削られるんだなあという事実を考えさせられました。
14:15 駐車場に到着。1時間半ほど寝てから帰路につきました。
反省点:2回目の登山、当日は非常に楽しめました。
尾根道を上り切った後の時点でも、金時山の序盤のつづら折りより比較的に体力には余裕が出てました。
ただ、ケガをしたのは注意不足ということに他ならないので、
ケガしないように降りてこよう!ケガしたら帰りに温泉入れない!
ってことを肝に置いて登山したいなあと思いました。
あ~、山行きたい。