江ノ島に殆ど行かない江の島近くの男。
そもそも近くと言ってはいるものの3kmくらい離れてるし、
早朝よほど気が向かない限り海岸沿いにも行かないので殆ど機会がないです。
ですが最近はスマホを新調し写真欲が高まってきたこともあって
今まで興味のなかった江ノ島巡りをすることに。
今回行くのは「江ノ島岩屋洞窟」。
江ノ島の裏側にある荒磯にある洞窟で、波の浸食によって作られた中に石造りの仏像等が鎮座されているとか。
13時半頃、片瀬江ノ島駅到着。
ルートはこんな感じ。緑で行って青でグルリと帰ってくる。
オレンジが岩屋で、1つ目が第一岩屋、2つ目が第二岩屋。
土産物屋がずらっと並ぶ表通り。
沢カニせんべい。興味あるけど人だかりがやばくて並ばなかった。
入ってすぐに江島神社があります。
江島神社は江ノ島内に3つあって、今回の周回で3つとも回れるので神社好きな方はどうぞ。
エスカレーター(有料)で神社や、この上のサムエル・コッキング苑まで上がれるので
体力の無い人でも大丈夫。
特に写真を撮るわけでもなしにサムエル・コッキング苑まで上がっちゃいました。
かわいい。
サムエル・コッキング苑はアイルランドの貿易商人が江ノ島の土地を買って作った植物園。
何気に植物園としては日本国内で3番目に古い歴史を持つそう。
ちなみに一番古い植物園は東京にあるよ。
サムエル・コッキング苑を横目に参道を歩いて行くと、だんだん階段を下るようになっていきます。
江ノ島を東西に二分する中間点、山二ツ。
南北から浸食が起きてこんな風景になっているんだとか。
ちなみにこの下には木喰上人古跡という洞窟が残っているらしいです。危なくて行けないけど。
「木喰(もくじき)」とは五穀、つまり米や麦等の穀物を断ち、
木の実だけを、1日1食という食生活をして修行をする人を、木喰上人と呼んだそう。
僕は絶対に無理だわ。
彼らの懸命な修行に思いを馳せ、今日も夕食は生姜焼きにしよう。
山二ツを越え、江島神社奥津宮に到着。
ここより先にはカップルの聖地龍恋の鐘の分岐があります。
僕が行ったら体が次第に融解して蒸発しそうなので一生行きません。
さて、神社を超えて階段をひとしきり降りると、海への展望が開けてきます。
水平線上に見えるは房総半島や箱根の山々。
富士山への眺めも抜群でしょう。もっとも晴れてればの話ですが。
まあ曇りでも良い眺めです。涼しいし。
ここは江ノ島の釣りスポットの1つで、天気が良いと入口からここまでボートで運んでくれるんだとか。
岸壁にはやはり曇り空が合いますね。
松と岸壁と曇天。どことなくうら寂しい感じがします。
少し歩くと今回の目的地「岩屋洞窟」に到着。
結論から言うとすごいところでした。
小学生の作文みたいな感想しか出せないけど、昔の人がここに参拝に来たのもわかる気がする。
今は観光地化されてるから薄れてはいるけど、昔はもっと険しく危険な道の先にこの洞窟があったのでしょうし、苦労もひとしおでしょう。
その先に神秘的なところがあったらそりゃ初詣にも来るわ。
ということを持たされた蝋燭を眺めながら思いつつ歩いてました。
第一岩屋を潜り、第二岩屋へ向かいます。
何か洞窟が見えますね。
多分誰かの日記や武器が隠されているのでしょう。Skyrimでよく見るやつだ。
僕はベゼスタジャンプは出来ないのであそこには登れません。
ちなみにこの岩屋には山梨県の青が原樹海の鳴沢氷穴と繋がる洞窟があるとの伝説があります。
実際、鳴沢氷穴には地獄穴と呼ばれる、どこまで続いてるか分からない洞窟があり、
そこと繋がってるとか。
伝説は伝説、事実かは定かではありませんが凄まじいロマンですね。
地獄穴は判明してる短い距離だけで地下21mは落ち込んでるみたいですし、海底を走って本当に繋がってたら…。
もし真実なら新しい富士登山道として人気が出そう。
で、第二岩屋の奥にはあるものがあります。
この先は君自身の目で確かめてくれ!(写真撮り忘れた)
猫。
そんなこんなで満足したので帰ることに。
山二ツのすぐ近くの分岐で江ノ島沿岸部の道を通ります。
展望も良く風抜けの良い道です。夏でも涼しそうですね。
ここを暫く進むと、江島神社の赤鳥居の脇に出ます。
15:30到着。
グルリと回ってくるよりかはこっちの方が岩屋には断然近いので、
もし「岩屋だけに行きたい、岩屋の景色を見たいけど疲れる…。」って人は
こっちを通るのも良いかもしれません。
でも山二ツの景色もそうですが綺麗な場所がいっぱいあるので、
回ってみるのもどうでしょ。
ハマナデシコ。かわいい以外の表現が見つからない。
縁がちょっと濃いのがまたかわいい。
ウォーキングにはちょうど良い距離です。
思ったより見どころがあって楽しいひと時でした。
と言うことで、明日は山だ!
最近久しく登ってなかったので行ってきます!