アウトドアと飯のあれ

神奈川県在住の20代のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

アウトドアナイフ:GERBER US1

買っちった。

 

 以前より愛用していたOPINEL ステンレス#6の他にもう1本、

GERBER US1を購入しました。

 

 

基本的に登山をする人はOPINELかVictorinoxのどちらかをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

 

 僕はカブスカウトボーイスカウト活動を行っていましたが、

その時からブレードロックの有無でVictorinoxよりもOPINELの方が好みだったので

あまり使用する機会がありませんでしたが、様式美のようなデザインは嫌いではありません。

ぶっちゃけ使う機会はあまり無くても、ツールナイフのお得セットみたいなスタンスは惹かれるものがありますよね。

 

Victorinoxのツールじゃ不足感が否めないですが、LEATHERMANSIDEKICKくらいの大きさになると頼もしさも変わります。

いかんせん重すぎるので登山には向いてないですけど、キャンプくらいなら選択肢に入るかな。

 

 とまあ駄弁るのも程々にして、初めてのアウトドアナイフとして、OPINELとGERBERどちらがオススメかの話でもしましょうか。

 

最初に結論を言うと、2つともオススメです。

でもそれじゃ話にならんので、どっちの紹介もしていきましょう。

 

 

 

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OPINELはフランスに本社を置くナイフメーカーです。

 

創業者で鍛冶屋のジョセフ・オピネル氏の名前がそのまま社名になり、

今やアウトドアナイフに見識のある方ならまず知らない人はいない有名所。

車で言うとトヨタみたいなものです。

 

現在販売されている主流ナイフは、約130年前にジョセフ氏が考案した原型から殆ど基本デザインが変わっておらず、

そのデザインの完成度の高さから、欧米の美術館や博物館で工芸的価値を認められ収蔵されています。

ブレードを取り出しやすく、且つ握りやすくした木製ハンドルが特徴的で、使い込む内に手に馴染むような風味が出てくることから、

世界中にファンを持ち、ハンドルを自らカスタマイズする人も数多くいます。

 

ブレードは炭素鋼(カーボン)ステンレスの2タイプが市販されており、

炭素鋼はその切れ味の良さと落ちにくさがポイントで、より工芸品らしさを求める層に人気。

ステンレスは手入れが簡単で、炭素鋼よりも切れ味や使い込みの色合いは出にくいものの、

この価格帯のナイフとしてはかなり良い鋼材に思える切れ味が出せます。

コツは要りますがブレードとハンドルの分解が可能ですので、ハンドルのオイル処理や炭素鋼の黒錆加工も比較的やり易い部類だと思います。

 

最大の特徴としてはセーフティリングが挙げられます。

安物のフォールディングナイフではセーフティ機能がなく、間違った使い方で手元に刃が戻ってくる危険性がありますが、

オピネルナイフはしっかりとリングが刃元がハンドルに戻るのを防いでくれますので、安心して使用することができます。

 

アウトドアナイフのトップなだけあり、出ているナイフの種類も豊富。

殆ど全てフォールディングナイフですが、様々なデザイン・色調のものがあります。ピンクとか女性向けの色もあるよ。

ブレード長やハンドルで様々な大きさのものから選べ、大抵どのアウトドア店でも置いてあるので手に取りやすい。

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と、ここまで良いことずくめですが、唯一登山者にとっての問題点が、木製ハンドルでしょう。

木なので水を吸うと膨張し、閉じた状態から開かなくなったり、その逆になることが多々あります。

もっとも、軽く染みた程度であれば乾かすことで殆ど元通りになりますが、

中で錆ついてしまったり、大きく濡れてしまうと急激に締まりが悪くなってしまいます。

それも木製の味と言えばそれまでですが、木の良し悪しどちらも持っているのがOPINELのメリットでもありデメリット。

登山時のナイフの使用は簡単な料理をするか或いは緊急時でしょうが、

晴天ならともかく、雨の時に使うのを躊躇するのが悩みどころですね。

 

 

 

では今回購入したGERBER US1について。

 

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GERBERアメリカのナイフ・アウトドアメーカー。

ほぼフォールディングのOPINELと違い、シースナイフからマルチツールまで広く展開しています。ウェアとかも売ってる。

元は広告代理店で、地元の鍛冶屋から購入したキッチンナイフを箱詰めして贈答・販売したところ大人気になった為、ナイフメーカーになったという会社。

その後は第二次世界大戦で扱うコンバットナイフの製造を行い、ベトナム戦争の軍用ナイフとして高い評価を受けます。

ロゴマークは岩に突き刺さったエクスカリバーがモチーフだそうで、アメリカの軍隊でも正式採用されるあたり、品質の高さが伺えます。

 

「サバイバル・ゲーム」で有名な冒険家ベア・グリルス氏の監修の元、販売されたシリーズも。まあ、OPINELでもやってた気がしますが。

 

デザインはコンバットナイフのデザインよろしく質実剛健といった形。

派手さはないですが実にスタイリッシュでいかにも男が好みそうなデザインをしています。

その中でも今回購入したUS1はブレードの二段ロック機能収納寸法9cm未満40gという軽量サイズ、

それでもブレード長は6.6cmあるので使用感に問題はありません。

ブレードの鋼材は420HCという、まあそこそこ良い鋼材です。

BUCK110というフォールディングナイフの傑作がありますが、そこと同じ。

OPINELのステンレス鋼と比べても遜色ない切れ味が期待できると思います。

 

何より登山者にとって嬉しいのはグラスファイバーナイロンラバーのハンドル

塩水に濡れても真水ですすいで乾燥させるだけ、汚れてもぬるま湯でじゃぶじゃぶ洗えるので、汚れがちなアウトドアナイフにうってつけです。

薄く持ちやすく、滑りにくいハンドルと、ロック機能の二段構えから高い安全性も期待できますね。

 

無駄な機能が一切ないのも自分好みです。オピネルもここが好き。

登山ナイフは極力シンプルであるべき。

(ツールナイフをディスってるわけではないです。ツール大好き。)

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と、こっちの問題点としては…

ない!

 

うーん…見てて登山用ナイフとして完成度が高すぎて、あまり出てこないんですよね。

ブレード長が短いから料理には使いづらいとか、ブッシュクラフターには嫌われそうです。

6cmもあれば魚捌くのでもなければ十分だと思いますが。

そもそも魚捌きにOPINEL#6使わないから比較にならない。

火元に置いておくとハンドルが変形しそう、とかはありそうかも。でもそんなケースある?

 

 

結局US1推しの内容になってしまった。

まあ、OPINELも他のメーカーも、僕が言った通り良いメーカーであることは間違いありませんし、他にも良い商品が沢山ありますし、

ナイフを購入される際には色々とご自身の目でご判断なさってください。

そしてその選択肢の中にGERBERがあると、また違った目線で見られると思います。

 

ということで、次は山いくでー。

ばいばーい。