脱線脱線また脱線。
やあ。
山に行けない、というか行きたい山への予定が合わない日が続いています。
節分の九鬼山、立春の榛名山等、気になるところはありましたが行けず仕舞い。
そろそろ僕にとって忌むべき伴天連の洋菓子の季節がやってきそうです。🍫
僕なら、自分が死んだ日を恋人の記念日にされてると思うと
( °3°)、ペッ
100年後に何かの間違いで弥生の上旬がバレンタインになったら、日本中に怨嗟の念が蔓延ることになります。
未来人はくれぐれも注意しましょう。
というか僕はチョコレートよりも番茶に煎餅の方が好きなので、そういう祝日なら嬉しいな。🍵🍘
初っ端から何言ってるか分かんなくなっちゃいましたがいつものことです。
何か雑記でも話してお茶を濁しておくことにします。
この間ある山について調べていると、冬期登山をしている人がちらほらいます。
こちらの山は冬期の入山を、麓にある神社の意向で「禁止」と明確に規定されています。
ですが法的拘束力が乏しいことから、事実上半ば黙認される形で登られる方が多いそうです。
「宗教上の理由であり、法的には規制されていないので問題なく登ることができます」
と豪語している記事も散見されます。
「現状はお目こぼしで」と百篇書けや。
と僕は思います。
そういった方々の言い分は
「国立公園の敷地を一団体が私物化している」
「法的に問題ないので入山を規制される謂れがない」。
僕は冬期登山は好きです。非常に面白いものだと思いますし、冬期ならではの楽しさがあります。
冬期登山は危ないからダメと頭ごなしに規制するのは、
子供にガス火が危ないからってIHだけで料理させるようなものです。
IHじゃパラパラチャーハンはうまく作れません。僕の腕前の問題ですかね。
あの山は危ないからダメ、あの山は難しいからダメ、そんな言葉から何も産まれず、
難しいから、危ないから、ならどうすればいい?という話が必要だと思います。
何でもかんでも規制規制は本末転倒、愚か者のすることです。
ですがこの件の入山規制に限っては非常にデリケートな問題として扱わなければいけない。
人の家に入っちゃダメですよ だと、人はすぐ納得するのに、入山規制に関してはスルーしがちなんですよね。
目に見えるくくりがないので、国土は全て踏み入って良いのだ!と登山者は誤解しがちですが、これは空き巣と見られても仕方ない。
アポ無しの不法侵入が許されるのは突撃!隣の晩ごはんの世界だけです。
現実的な話をすると、少数派登山者より神社がもたらす経済的メリットの方がはるかに大きいので、
神社からクレームが入れば国からも何らかのアクションが起こりますよ。
それが、更なる入山の締め付けに繋がることにならなきゃ良いですね。
登山というのは自然に踏み入る行為。
心無いバッシングを殊更受けやすい趣味です。
キャンプでクマに襲われた と 登山中クマに襲われた では、
前者は痛ましい事件として見られ、後者はある種自業自得として捉えられるケースが多い。⛺🐻
一般的には推奨されることのない冬期登山で、表向きに入山規制のある山に登って、
万が一遭難や死亡事故を起こした際、困るのはあなただけではありません。
登山の同志が被るリスクのケアを怠らないようにして下さると幸いです。
入山規制されている山を踏破した、と得意気になる前に。
別に地元民でもなし、代表でございみたいな話するのも気に障るから、あんまり触れたくない話題でしたが
知り合いで登ってる人がいて、ちょっと思ったことを書いてみました。
…リスク管理という面で考えたら僕も特大ブーメランですね。
皆、遺書書こうぜ、遺書!
暇な時に読んでみてはいかがでしょう。
おわり。