ウス。
晴れたと思えば明日はしとしと雨。
気が塞ぐので泣くのは程々にしていただきたいものです。
山は暫くご無沙汰、
お隣の石川県七尾市にある和倉昭和博物館とおもちゃ館へ行ってきた話です。
「和倉昭和博物館とおもちゃ館」は平成19年4月28日オープン。
館長が約30年かけて収集した、明治初期から昭和40年代のおもちゃを
中心に、ずらり約10,000点のアイテムが勢揃い。
常にピカピカな状態で展示されております。
(公式サイト)
昭和を体験したことも無いのにどうしてこれだけ郷愁を薫らせるのか。
令和になって改めてみると、たばこ屋も減りましたね…。
魔法瓶形式のアイスクリーム冷蔵庫。
電気式が普及する40年代以前はありふれたもので、
アイスが飛ぶように売れる海の出店では、これがないと商売にならなかったとか。
盛夏に喘ぐ子供たちにはまさに宝箱。
フィルムカメラは逆に根強いファンがいますから、まだまだ現役です。
むしろ最近、若い子の間で使い捨てカメラが再ブームになってますしね。
だいぶ前に古道具屋で、清酒じゃないけれど、キッコーマンの手提げを購入しました。
買ってから「何に使うんよ」となって、肥やしになってますが。
こういうコテコテの駄菓子屋は、平成に入る前にだいぶ姿を消したけれど、
身近に1軒だけ、小学校卒業の頃まで残っていた。
スルメやガムを買ったり、ガチャガチャで遊んだ記憶。
その駄菓子屋の二階で学習塾をやっていて、瓶のラムネを飲んだっけ。
いつの日か駄菓子屋も、学習塾もなくなってしまった。
あの時の先生はどこへ行ったのかな。
昭和に無くなった学校跡地などによく行くものですから、
跡地ではその子供たちの学生生活を考えて歩いたりしています。
この道を友達と一緒に歩いたのかとか、夏はどこで遊んだだろうかとか。
こういう趣味を続けていると、生まれた時代が少し違うというだけで、
色々なものが違うのを肌で強く感じるのですよ。
今の時代に不満タラタラな人も多くいますし、僕もそうですけれど
昭和時代みたいに、平成や令和は良い時代だったと
いつしかの遠い未来から言われたいものですね。
じゃ。