アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2019年7月8日 白山(平瀬道) (2/3)

前回の続き。

 

前回白山道中のピーク、大倉山まで歩きました。

今回は白山最高峰の御前峰直下、室堂ビジターセンターまで向かいます。

 

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左斜面に落ちると数十mノンストップ。

大倉山頂の手前から、白山の火口2km圏内に入ります。

なのでこの辺りは、麓を離れて暫く和らいでいた硫黄臭が強くなってくる。

 

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異国のような風景。

別山側もモクモクの雲。

台風の目のように、白山中心部だけが晴れていました。

なんてお誂えの日だ。

 

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道中唯一の難所、雪渓トラバース。

道中はほぼ雪解けも終えてますが、唯一トラバースを要する雪渓が残っていました。

急斜面ですが踏み跡は綺麗なので、気を付ければ大丈夫。

 

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Y字に見える『大カンクラ雪渓』。

小屋から1時間少し歩くと室堂まで残り2km程のカンクラ雪渓展望所。

眼前に広がるカンクラ雪渓には

白山を開山した泰澄が籠って修業した洞窟があるそうです。

 

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ハクサンフウロ

時期から少し早めなので数輪ですが、ハクサンフウロが慎ましやかに咲いていました。

 

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男の子の憧れ… ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタと言えば虫取り網片手に追いかけた思い出。

僕はヒラタクワガタが一番好きかな?2番目がミヤマです。

ノコギリは良く道端の草木で見かけました。

 

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中央が白山最高峰、2702mの御前峰。

雪渓を横目に室堂までのラストスパートを駆け上がると、白山最高峰の御前峰が

少しずつ姿を現すにつれ、道もなだらかになってきました。

 

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室堂の顔、ハクサンコザクラ

7月半ばにもなればハクサンコザクラも室堂一帯に咲き乱れる頃合いでしょう。

少し時期が早すぎたみたいですね。

 

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広大な雲海。

この日の雲海は密度が凄まじく、

子供の頃立山一ノ越で見たそれを彷彿とさせました。

 

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雲海から突き出ているのは木曽駒のあたりのようだ。

雲の絨毯を渡ってどこまでも旅がしたいと思わせる景色。

あの雲が綿菓子ならよかったのに。

 

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名前は有名だが初めて見る、クロユリ

クロユリも盛期を迎え、室堂周辺では多く咲き乱れていました。

今年見たかった花の1つです。

 

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天空歩き。

この景色と空気感は登山者の特権。

朝眠い思いをして車を走らせた甲斐があるってもの。

 

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室堂ビジターセンター。

花と景色を愛でながら歩いていると、ようやく室堂ビジターセンターに到着。

片道4時間近くかかりました。思ったより大変ね。

 

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室堂奥宮と御前峰。

しかしこの日、北陸地方は白山以外天気が悪かったので

却って白山に人が集中したようで、かなり盛況の賑わいでした。

 

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いつものね。

遅めの朝ご飯を食べることに。

少し経ったらあの山の天辺を目指すぞ、と思いながら一休み。

 

次回に続くんじゃ。