アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2019年8月1日 大日岳(2/3)

前回の続き。

 

大日平山荘を後にして、さぁ出発。

1日目の目的地はランプの灯る山頂直下の宿、大日小屋です。

 

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10:15出発。

着替えた服と朝飯で快適さを取り戻し、緩やかな湿地帯を暫く進む。

いよいよ、約700mを一気に直登する今回の核心部に取り付きます。

距離、標高差共にここまでの2時間と大差ないのですが、暑くてやけに疲れた。

 

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イワイチョウ

今回の山行から靴を新調しました。

今まで使っていたのはミッドカットでしたが、少し重いなと感じてたので、

夏の日帰り~1泊程度ならローカットの軽めの靴が便利かなと思い

ちょうど安売りしていたSALOMON X AlpSpryを購入。

 

ロッククライマー向けの靴なのですが、1泊ならこれが良いよと小耳に挟んで。

軽量かつソールもしっかりしてて、今回岩場が多かったのですが

全く違和感無く楽しめました。

 

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池塘を横目に。

弥陀ヶ原ほどの多さはありませんが、池塘もちらほら。

ワタスゲはもう終わっちゃってますね。もう一度くらい見たかった!

 

暫く木道を歩くと、沢が見えてきます。

この沢を数回渡りながら標高を上げていく。

ここの樹林帯は風も通らず日が差し込みで、酷く消耗しました。

 

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冷たい沢。

下流はダメですが、上流の水は飲用できるそうです。

(※生水の飲料は自己責任。)

でもここで水飲むより、大日小屋まで頑張った方が良さそうなのでスルー。

 

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小屋(近くはない)。

小屋の看板を見かけましたが、ここからがまた遠いのですよ。

暑い、遠い、険しい。

 

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増水時は気を付けて。

大日平からは、羽虫よりもチョウが多く飛び交っていました。

シジミの類かな?池塘があるのでトンボも多い。

八ヶ岳は今アブが酷いらしいですね。

トンボがいるだけでアブはだいぶ減るのでもっと頑張れ。

 

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クルマユリコオニユリ?見分けがつかない。

家の近くでよく見るクルマユリも、山だと特別感が増します。

 

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霧の中に入ってしまった。

沢を乗り越えた辺りから急に視界が悪くなってきました。

本当は終日晴れの予想だったんですが、涼しいのが助かる反面、少し不安。

 

ゴロゴロの岩の道をのんびり歩くこと1時間近くで、ようやく小屋が見えてくる。

誰もいない道で、人の話し声が聞こえると安心しますね。

 

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チングルマ~。

下では散っていたチングルマも、標高2400m近くでは今が見ごろです。

花が多くて見ていて飽きない道でしたが、肝心の景色がこちら。

 

 

 

 

 

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白。

あ″。

 

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12:30 大日小屋。

(・_・)←これになった。

景色が見られなくて、小屋へチェックインして早々不貞寝。

僕はこれからどうなってしまうのでしょうか。

 

次回へ続く。