アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2019年8月2日 奥大日岳~室堂

前回の続き。

 

奥大日岳を越えてから、雲が取れはじめ、蒼天が開けて来ました。

 

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ゴシャメンの滝は見えなかったよ。

トレイルの向こうに見えるのが今回の最終目的地、室堂です。

巨大な岸壁が伸びる称名廊下もそろそろ終点です。

いつか称名廊下をメインに撮影してみたいところですね。

 

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タテヤマウツボグサ。

足元ではタテヤマウツボグサが咲き始めてきました。

こう見えて、ハーブティーになるみたいです。

 

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地獄谷。くさい。

立山の火山の側面、地獄谷には硫黄の柱が屹立し、有毒ガスが噴出中。

硫黄臭も次第に強くなってきました。

 

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山から見ると改めて深い場所にある、それが剱岳

剱岳の雲はすっきり取れて、登山者の羨望を集めていました。

 

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剱~浄土。

パノラマ。剱岳剱御前別山真砂岳立山(富士ノ折立・大汝山・雄山)

雲に隠れていますが浄土山も見えます。

 

実は2日目は雷鳥から真砂岳への急坂、大走りから取り付いて

立山を縦走して帰宅する予定でしたが、ここから立山を一望した瞬間

「あ、無理。」

 

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キャンプ場には色とりどりのテントが。

どっちにしろ朝の時点で半ば諦めていたので、踏ん切り付くのも早かったです。

しかしこれほど立山が巨大な壁に見えたのは初めてでした。

 

また来た時には、その分縦走してみようかね。

 

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鉄分で茶色に染まる血の池地獄

しかし、雷鳥平からの幾度かのアップダウンが、

1泊2日15kmの疲弊した体にはしんどくて…なかなか堪えました。

ただ筋肉痛は感じなかったので、そこは進歩と考えよう。

 

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10:25 みくりが池温泉前から。

地獄谷の後ろには、今歩いてきた稜線がバッと広がってました。

あの山の向こうの向こうの麓から来たんだよー。

 

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無限に眺めたい。

室堂、いつも混んでるイメージが強くて、お金も結構かかっちゃうので

あまり来ることはなかったんですけど、

この趣味を始めてから見方が変わったと思います。

2400円で今までの道程をハショれるってね、昔の人が聞いたらどう思うのかな。

 

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みくりが池。近くにはライチョウの住処も。

ミクリガ池に映る立山浄土山

あの山の向こう、五色ヶ原縦走も今度やりたいと思っています。秋かな。

ここ最近の暑さはほんと参るわ…。

 

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総括して最高の山。

というわけで、多くの綺麗な景色を見せてくれた夏の大日様に

暫しのお別れを告げて、下山することにしました。

温泉入ろうと思ったけどね!入ったら帰りたくなくなっちゃう。

 

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帰りのバスは大日と称名滝みたいなら向かって右に座ろう。

帰りのバスの車窓。

連山を眺めながらウトウトして帰りました。

 

真夏の北アルプス旅行はこれにて終了。また今度お会いしましょう。

じゃね。