前回の続き。
前回から始まりました西穂高岳日帰り山行。
今回は独標から山頂まで向かいます。
独標の下に『11峰』の記載。
11の独標から10、9、8...と岩峰の小ピークが続いて、
1の山頂へ繋がるこの道は、西穂高岳の本領がここから始まると告げています。
時間的にまだ独標目的の人は来ていないからか、折り返すより進む人の方が多い。
ここから眺める前穂高岳、そして悪名高い吊尾根が見事でした。
一先ずの目標はピラミダルな緑の山、8峰『ピラミッドピーク』。
写真を撮ると高度感が伝わるかな?
さて、今回『助っ人』が同行しているのですが、それがこちらです。
今回の食糧はほぼ全てアミノバイタルGOLDゼリーです。
8本用意してきました。800kcalです。
これもう実質カレー食いながら登山してるだろ…。🍛
と、冗談はさて置いて…。
殆どが岩稜歩き、落石も頻発となれば、荷下ろしして補給するのもどうかなと思い
アミノバイタルを飲みながら登るという方針にしました。
これが功を奏したのか、殆ど岩場での目立つ疲れはありませんでした。
強烈なドーピングになる一方、なまじ無理できちゃうのが怖い。
あまり多用しないようにします。あと財布にも優しくないし。
話しているうちにピラミッドピークを過ぎて歩みを進める。
当日は独標からドローンを飛ばしている人がいました。ぶーん。
何度か西穂高に来ている年配の方と話しながら歩いていると、
道中にまたもや現れました。
ライチョウさん!⚡🐦
今夏3回目ですよ、3回目!
今回は登山道の真ん中で親が砂浴びしてました。ヒナも大きくなって…。
暫く撮らせてもらっていると、斜面の方に隠れていきました。
ライチョウさんを見ると良いことがありそうな気がしますが、
荒天の時に多く見るのだから、どちらかというと…?
そんなこんなでピラミッドピーク出発から30分ほどで、山頂直下の岩壁に到着。
まるで一枚岩のクラックを頼りにするように登っていきます。
道中で最もシビアな難所ですが、意外とグリップで何とかなります。行きはね。
そして出発からおよそ3時間、山頂に辿り着いた絶景が…!
ハイ。
ちなみに親にこの画像を見せたら「墓標みたい」って言われました。
首落ちてるし。
惜しくも槍ヶ岳やジャンダルム、奥穂高岳の全容を見るのは終ぞ叶いませんでしたが、
ルートも歯応えがあってとても楽しめましたし、今年はこの山を目標にしていたので
やり遂げた充実感でお腹いっぱいでした。
時間的にはかなり余裕があったので、オレンジを食べながら
晴れないかなーと思ってタイムラプス撮影をしていたのですが、
西穂高から奥穂高
— 成瀬晶 (@akiranngo_M) 2019年9月6日
晴れるかと思ったけど、40分粘っても
ジャンダルムは見えませんでした… pic.twitter.com/SpIvMl3a3z
むしろだんだん酷くなってきたので、次の楽しみに取っておくことにしました。
次回、下山。もうちっとだけ続くんじゃ。