アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2019年9月14日 戸隠山(戸隠神社奥社登山口) (1/2)

(※寝ぼけて記事消しちゃってました。ごめんなさい。)

 

ウス。

週末は登山日和でしたね。

僕も登山に出かけたわけですが、ここ最近車で遠出していないなと思ったので、

どうせなら少しだけ足を伸ばしてみようかなと。

 

意外と富山からは行きづらい長野県戸隠山へ行ってきました。

 

およそ1年ぶりの再訪です。

 

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6:25 奥社入口。

深夜出発、妙高で仮眠して到着した頃には多数の車が。

キャンプ場を始めとして見所が多い戸隠は、終日多くの人で賑わっていました。

 

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入口の水辺に多生するオオシラヒゲソウ。

前回登った時は長野観光の〆でしたね。

満点の星空と妖しげな森林、猛烈な腹痛が印象に残っています。

 

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巨大な杉並木は山頂からでも一目で分かる。

念のため用意はしてきましたが早朝は結構な寒さで、長袖に着替えました。

そういえば去年の今頃の男体山も、深夜は気温一桁、凍える寒さでした。

 

もうフリースを引っ張り出す時期か…。荷物が増えるの嫌なんだよなー。

 

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奥社参詣。

前回、奥社はスルーしてました。その分も籠めて「怪我無しで帰れますように」。

…『黒部に怪我無し』ならぬ『戸隠に怪我無し』?

縁起でもない。

 

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良く目立つ、キツリフネ

ちらほら花も見える奥社までの道、

ささやきの小径なるトレッキングルートもあるので、山登り以外でも楽しめそう。

1泊2日キャンプとかの1日目に周遊してみたいです。

 

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ブナ林の急登は息が切れる。

登山届を提出して登り始めます。

一番最初の20分の急登が結構足に来るんですよね。

未明から早朝にかけて少し曇ってたせいか、以前よりも滑って難儀しました。 

 

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巨大な屏風の岩壁。

深緑のブナ林をひたすら無心で登って、岩壁直下へ到着。

屏風状の岩壁が視界に広がる。冬期クライミングとかできるんだろうか。

 

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百間長屋。100間≒181m。

オーバーハングの岩壁を右手に、暫し緩やかな道を歩いていきます。

この辺りから左側の展望が開け、快晴も相まってとても綺麗でした。

 

知ってる人がいたら教えて欲しいんですが、西窟の岩場の上にあると言われる祠、

いくつか記録はネット上にあるものの、ここ2年くらい情報は無いんですよね。

垂れ下がった鎖も、「これ登ったらアカンやろ」って感じだったので…。

もしかしてもう危なすぎて鎖が撤去されたのだろうか。

 

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岩場の清涼剤、ミヤマダイモンジソウ。

秋口に来た頃はあまり感じませんでしたが、今回は花が見事でした。

特に岩場に咲くミヤマダイモンジソウがよく見られました。

 

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前回はスルーした道中の岩場を登ると、戸隠最高峰 西岳と、鹿島槍ヶ岳が見えた。

道中の小さな岩を登ってみると、眺望が大変良くて。

 

今回は密かに西岳・本院岳への破線ルート、P1尾根を狙っていましたが、

スズメバチの活性を考えたら、この時期はないなってなりました。

奥は後立山連峰の面々。

 

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トガクシコゴメグサ…だと思う。手のようでかわいい。

コゴメグサ自体を見たのが今回が初めてです。

黄色のイボイボついた軍手みたいでかわいいんですよ。

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斜度70度 核心部『胸突岩』。

道中の鎖場は雲の影響か濡れているところもあり、四苦八苦しました。

凝灰角礫岩で構成され、風化しやすく突然ポロッと取れたり、湿ると滑りやすいです。

西穂高岳と比べても、高度感と緊張感は遥かに勝ります。

 

どちらも違った楽しさがある。

 

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飯縄山。バックは苗場、草津白根、四阿山の辺りか。

ふと振り返ってみると、飯縄山の均整の取れた山容が美しい。

更に背後に伸びる数えきれない山が作る稜線。

たまらず溜息が出るほどです。 

 

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戸隠山の代名詞、ナイフリッジ『蟻の塔渡り』。

そして到着、戸隠山と言えばの『蟻の塔渡り』 。

幅50cmのナイフリッジを渡って対岸へ辿り着きます。

早めに来たので、後ろから急かされることなくゆっくり楽しめました。

 

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遠方に八ヶ岳連峰、果ては富士山も望める。

 核心部では流石に緊張もします。

エスケープルート(青色の人が通ってるところ)は逆に怖いから通りたくない…。

 

振り返るとこの景色。絶好の山日和でした!

 

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西岳・本院岳の裏は後立山連峰の面々。

八方睨の名前の通り、他の北信五岳は言うまでもなく、

立山から南アルプス、暫く拝んでいなかった富士山まで遠望できてとても良かった。

 

そういえば土日の槍ヶ岳の人込みの写真を見たんですよ。

物凄い数の人、人、人。👦👨👩 

ちょっとアレは行くの躊躇しますね…。空いてる時期を選ぼう。

 

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鏡池、天狗平(右)。

鏡池はこちらから見ると若干濁っていました。

でも、当日の鏡池からの戸隠連峰の眺望は抜群に良かったそうです。

 

右は天狗平、P1尾根に向かう際に通る草刈り場だそう。

 

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9:30 戸隠山頂。百名山 高妻山の眺めが良い。

そんなこんなで約1年ぶりの戸隠山登頂です。

日本百名山 高妻山も澄み渡り、終始気持ち良い景色を楽しめました!

いやー、やっぱり楽しいです。運動になるし、高度感も抜群で良い山です。

 

 

 

今回はここまで、次回へ続く。