(※寝ぼけて記事消しちゃってました。ごめんなさい。)
ウス。
週末は登山日和でしたね。
僕も登山に出かけたわけですが、ここ最近車で遠出していないなと思ったので、
どうせなら少しだけ足を伸ばしてみようかなと。
意外と富山からは行きづらい長野県、戸隠山へ行ってきました。
およそ1年ぶりの再訪です。
深夜出発、妙高で仮眠して到着した頃には多数の車が。
キャンプ場を始めとして見所が多い戸隠は、終日多くの人で賑わっていました。
前回登った時は長野観光の〆でしたね。
満点の星空と妖しげな森林、猛烈な腹痛が印象に残っています。
念のため用意はしてきましたが早朝は結構な寒さで、長袖に着替えました。
そういえば去年の今頃の男体山も、深夜は気温一桁、凍える寒さでした。
もうフリースを引っ張り出す時期か…。荷物が増えるの嫌なんだよなー。
前回、奥社はスルーしてました。その分も籠めて「怪我無しで帰れますように」。
…『黒部に怪我無し』ならぬ『戸隠に怪我無し』?
縁起でもない。
ちらほら花も見える奥社までの道、
ささやきの小径なるトレッキングルートもあるので、山登り以外でも楽しめそう。
1泊2日キャンプとかの1日目に周遊してみたいです。
登山届を提出して登り始めます。
一番最初の20分の急登が結構足に来るんですよね。
未明から早朝にかけて少し曇ってたせいか、以前よりも滑って難儀しました。
深緑のブナ林をひたすら無心で登って、岩壁直下へ到着。
屏風状の岩壁が視界に広がる。冬期クライミングとかできるんだろうか。
オーバーハングの岩壁を右手に、暫し緩やかな道を歩いていきます。
この辺りから左側の展望が開け、快晴も相まってとても綺麗でした。
知ってる人がいたら教えて欲しいんですが、西窟の岩場の上にあると言われる祠、
いくつか記録はネット上にあるものの、ここ2年くらい情報は無いんですよね。
垂れ下がった鎖も、「これ登ったらアカンやろ」って感じだったので…。
もしかしてもう危なすぎて鎖が撤去されたのだろうか。
秋口に来た頃はあまり感じませんでしたが、今回は花が見事でした。
特に岩場に咲くミヤマダイモンジソウがよく見られました。
道中の小さな岩を登ってみると、眺望が大変良くて。
今回は密かに西岳・本院岳への破線ルート、P1尾根を狙っていましたが、
スズメバチの活性を考えたら、この時期はないなってなりました。
奥は後立山連峰の面々。
コゴメグサ自体を見たのが今回が初めてです。
黄色のイボイボついた軍手みたいでかわいいんですよ。
道中の鎖場は雲の影響か濡れているところもあり、四苦八苦しました。
凝灰角礫岩で構成され、風化しやすく突然ポロッと取れたり、湿ると滑りやすいです。
西穂高岳と比べても、高度感と緊張感は遥かに勝ります。
どちらも違った楽しさがある。
ふと振り返ってみると、飯縄山の均整の取れた山容が美しい。
更に背後に伸びる数えきれない山が作る稜線。
たまらず溜息が出るほどです。
そして到着、戸隠山と言えばの『蟻の塔渡り』 。
幅50cmのナイフリッジを渡って対岸へ辿り着きます。
早めに来たので、後ろから急かされることなくゆっくり楽しめました。
核心部では流石に緊張もします。
エスケープルート(青色の人が通ってるところ)は逆に怖いから通りたくない…。
振り返るとこの景色。絶好の山日和でした!
八方睨の名前の通り、他の北信五岳は言うまでもなく、
後立山から南アルプス、暫く拝んでいなかった富士山まで遠望できてとても良かった。
そういえば土日の槍ヶ岳の人込みの写真を見たんですよ。
物凄い数の人、人、人。👦👨👩
ちょっとアレは行くの躊躇しますね…。空いてる時期を選ぼう。
鏡池はこちらから見ると若干濁っていました。
でも、当日の鏡池からの戸隠連峰の眺望は抜群に良かったそうです。
右は天狗平、P1尾根に向かう際に通る草刈り場だそう。
そんなこんなで約1年ぶりの戸隠山登頂です。
日本百名山 高妻山も澄み渡り、終始気持ち良い景色を楽しめました!
いやー、やっぱり楽しいです。運動になるし、高度感も抜群で良い山です。
今回はここまで、次回へ続く。