ウス。
ここ2週間、富山に終日晴れの日はない気がします。
大体明け方から昼まで雨降って、昼から晴れたりね。
そのせいか雪もすぐグズついて溶け、スキーの高校総体が中止で県外で行われる始末。
いかんともし難い今冬ですが、曇天の富山を離れて小旅行をしてきました。
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大日ヶ岳。標高1,709m。日本二百名山。両白山地に属する。
白山の開祖泰澄が開いた大日如来信仰の山。
眼前に白山を拝める大展望台。麓にはいくつものスキー場を持つ。
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車で2時間半、目的地高鷲スノーパークは県内のみならず名古屋・関西方面からも
スキーヤーやボーダーが押し寄せる、中部・西日本最大規模の巨大スキー場。
それが快晴の休日となれば容易に想像が付きますが大賑わい。
登山届を提出、ゴンドラ往復券を購入してゲレンデのてっぺんまでひとっ飛び。
テラスの後ろに登山道があるのでそこから取り付いて登山開始です。
ゴンドラで殆ど上がれるこのコースは大日ヶ岳への最短距離。
本当は麓からのひるがの高原コースなど登山道が数本あるのですが、
しんどいのでやめておきました。
ですが天気予報が引っ繰り返り、強風雪と終日曇天に変わってしまい、
ひるがの高原コースを1時間ほど登って撤退しちゃったんですね。
当日は少し曇天かな?と思いましたが、まさに登山日和な快晴。
雪は踏み固められて爪が食い込む。トレースを外れればふかふかのパウダースノー。⛄
あまりの快適さに軽アイゼンで十分。これからもっと深まればワカンも要るかな?
大日ヶ岳はここ1ヶ月間、何としてでも来たかった山でした。
白山がふと見たくなったんですよね。
両白山地、噂に違わぬ絶景かな。
距離は片道1時間ほどのお手軽山行。
手前の稜線が面白そうな山は大日ヶ岳へと続く鎌ヶ峰。
奥は左から小白山・野伏ヶ岳、薙刀山。
おいおい、どいつもこいつもカッコよすぎないか?
両白山地の絶景に満足していたらいつの間にか山頂に到着。
雲は少し出ていましたがとても良い景色を楽しめました。
皆さんご存じ白山!
ネットで出てきたこの景色を見たかったんですよ。
大日ヶ岳から白山までこの稜線を渡っていくルートがあるらしい。何泊するんだ?
わが故郷富山の大日岳もそうですが、大日さんとは縁があるそうですね。
来年また大日に行きたいですな~。でもちょっと厳しいかな?
パノラマ合成なんかしてみたりして。
ちなみにパノラマ撮影はボケるんで最近しなくなりました。楽だけどね。
よも太郎山というのがあるらしいです。分かるかな~?かわいい名前ですね。
荒島岳はちょっと曇り気味。
他の向きからは伊吹山が見えるらしいですが、雲で見えませんでした。
北アルプスも今回はお預けでしたねぇ。でもこの景色だけで嬉しい。
いつものを食べたりして。
寒い中のカップヌードルほどのご馳走ってないと思う。
暫くこの絶景を眺めて、ちょっと寒さが来たので帰ることにしました。
野伏ヶ岳ホント好きになったわ…一目惚れ。
帰りは急登でちょっとだけ尻セード。ちょっと加速しすぎてびっくりしたよ。
あちらは名古屋方面。写真じゃわかりにくいですがピンクに染まってました。
また何度も通いたくなる良い山でした。
今年は何回か両白山地に行きたいですね。
40分ほどでテラスに戻ってきました。
ちょうど昼時で混んでましたし、板もないので滑れないですし、
このままゴンドラで降りて帰ることにしました。
あ~楽しそう~。
富山はほんと雪ないです…こっちが羨ましい。
最近だと関東にも雪が降ったらしいじゃないですか。不条理ですよ。
レンタルして滑るのも諦めて、温泉に入りにいくことにしました。
スキー客で混む前にのんびり浸かることにします。
温泉は8㎞ほど先の湯の平温泉。
温度もちょうど良く、風呂上りに『月曜から夜ふかし』を見てぐーたらしてました。
岐阜から帰りたくない気持ちを抑えて、17時頃に家に到着。
雪山って楽しいですね。今年は遠征は難しいかもしれないけれど、
色んなところに行ってみたいのでよろしく。
ばいー。