アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2020年7月18日~19日 薬師岳(1/4)

ウス。

度重なる豪雨で思うように山にも行けずイライラしてきました。

ということで山に行くことにしました。

何が「ということで」なのでしょうか、良く分かりませんが。

 

向かう先は先月にもお邪魔した北アルプスの貴婦人、薬師岳です。

 

峠で踏み抜き酷くて撤退。

 

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PM6:00の有峰湖。

前日仕事から直行して有峰入り。

有峰湖のリフレクションを眺めながら折立車中泊

夜中には大雨が車を叩きつけ、自然のアラームで寝るに寝られず。

 

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5時頃、五光岩ベンチ手前にて。

3時過ぎに出発。樹林帯は水浸しで所々沢になっている。

今回はテント泊用のPaagoworks Cargo55の試用も兼ねるため

色々詰め込んできたのもあって、少しペースが落ち気味。

彼誰時の山並みを担ぎながら一歩一歩地道に進みます。

 

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頭を締めていたヘッデンを外す。幾分か楽になった。

ポツポツと雨粒が断続的に落ちてくるので、レインウェアを着込んでましたが

3時間以上も上り調子だといい加減湿気って仕方がない。

うーん、何か良い方法はないものか…と毎回考えているのですが。

 

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太郎兵衛平。

前回より1時間程遅れて7:00太郎兵衛平到着。

のんびりしたい気持ちを封じ込めて薬師峠へと歩を進めます。

目指す薬師の頂は雲に飲み込まれ…。

 

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初めてシャッター開放なるものをするなり。

前回はここから踏み抜きが酷くて撤退しました。

ガレた沢を登り上げていきます。

 

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コケコケしてきた。

沢と緑の中は生命の宝庫。

見ていて飽きないのでゆっくり観察したいところですが、

遠雷の鳴り響く音が聞こえてきました。

予報で懸念はしていましたが、流石に稜線沿いでやられるのは御免。

 

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どことなく妖艶なキヌガサソウ

暫くすれば音も止み、何処かへ去った様子。

この沢を詰め終われば辛さも喉元8割過ぎたようなものなので

最後のラストスパートです。

 

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振り向けば。

薬師平から暫くガス掛りが激しかったですが

今回の目的地手前の稜線に差しかかると一気に霧が晴れ、御歴々が顔を覗かせました。

黒部五郎岳は白いウシャンカを被っているようです。かわヨ。

 

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8:30 到着。

下界は大雨でも上は晴天。

これがあるからやめられませんよね。

歩き始めて5時間半、ようやく山頂手前の薬師岳山荘に到着しました。

本日はこちらにご厄介になります。

 

ということで次回に続く。