ウス。
昨年まで住んでいた藤沢と富山、その大体中間にあたるのが、木曽の辺り。
そのせいかあまり馴染みがないんですよね。僕的には好きな所なんですけど。
ということで行ってきましたは『木曽の三岳』が1つ御嶽山です。
今回は飛騨高山からのアクセスが良い濁河(にごりご)温泉口からお届けします。
日本最西端の3000m峰として人気を博する御嶽山ですが、
濁河温泉口はアクセスの難しさもあって左程混むこともなく終始快適な道です。
少し階段が続くのが足元にキますが、木々を縫う木道も風流。
黙々、黙々と2時間弱歩き続ける。
なかなか趣のある道でした。木曽っぽさがある。(適当)
稜線に出ると晴れ間が差し込んでご機嫌。
この日は北アルプス方面があまり天気良い予報ではなくて、こっちに逃げてきたんだっけか。
山頂からは南アルプスの方々がお見えになっていました。
あっち方面ほんと行かないからな…来年は鋸岳や甲斐駒ヶ岳等行ってみたくはありますが。
甲斐駒ちゃんトゲトゲかっけぇ…。
麓の山も彫りが深くて素敵。稜線を渡り歩いてみたい。
今年はもう無理かな?と思っていたコマクサ。
高山植物の女王様。麗しい。
当初は摩利支天までで引き返そうかなと思いましたが、このブルーバックを見たら
もうそんな思考は吹き飛びまして。
ていうか予報を覆す青空でした。
御嶽山と言えば近年の大噴火がまだ耳に新しい。
当時僕はハイパーインドアでしたが、それでもこの噴火の映像は未だに覚えています。
前までは大きな池だったらしいんですが、灰で埋まってしまいました。
山頂手前からかなりの強風でしたが、何とか自分の中で3座目の3000m峰に到達。
富士山が奥に見えます。
今年はその頂を遠目に見ることしか叶いませんが、
来年は連休で行くことも考えたいですね。
白草山の方面かな?
墨の絵のような稜線がたまらない。
山頂でご飯を食べようにも、この風では箸も吹っ飛ばされそうなので、降りることに。
風に冷やされた分、下でラーメン食って帰ってきました。幸せ。
帰りの車では、結構悪辣な道を通らさせられました(一部未舗装の林道)。
割と走り慣れててもアレはきつい。
帰りは適当にご飯食べて、夕方に家に着きました。
飛騨高山側からだと気持ち楽で良いですね。ここ経由で行ける山も開拓したいなあと思いました。
おわり。