アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2020年8月29~30日 阿弥陀岳南陵~行者小屋~赤岳(1/2)

三日坊主とはまさにこのこと。

怠けもいい加減にしないと、ちーとも更新が進みやしない。

と言うわけでとうに鮮度も落ちた8月の山行記録です。

 

8月最終週は八ヶ岳連峰

入門バリエーションルート、阿弥陀岳南陵と赤岳へお邪魔してきました。

 

f:id:akiranngo:20201127222221j:plain

キバナノヤマオダマキ

7:00 舟山十字路駐車場に到着。

既に車がいっぱいでしたが、どうやらちょうどマツタケ採りのシーズンなんだとか。

しかし今シーズンは雨が少なかったので、全国的にキノコが不作…ってこれ去年もだな。

僕としてはキノコ撮影も好きなので、悲しいところです。

 

f:id:akiranngo:20201127222227j:plain

卒塔婆のよう。

だいぶ飛びましたが南陵の中継地点、立場岳へ向かいます。

道中飛び石で川を渡り、廃れた小屋の脇を通って登ってきましたが、

全部写真が白けてたんだ!すまねぇ!

 

f:id:akiranngo:20201127222240j:plain

殆ど一本道。無雪期に迷うことはない。

かなり名が知られているルートなので、トレースはそこらへんの山より明瞭、

迷う要素は一切無い道を歩く。

この写真のカーブのトレイルは八ヶ岳っぽくてとても好き。

 

f:id:akiranngo:20201127222248j:plain

幕営地にもなる『青ナギ』に到着。

結構な急登も一区切りして、このルート中の幕営地『青ナギ』に到着。

足を踏み外せば谷底までノンストップ!

写真で見るよりも踏み幅は広いので大丈夫ですが。

 

f:id:akiranngo:20201127222233j:plain

目指す山頂の雲が取れてきた。

少し雲がかってご機嫌斜めかと思われた阿弥陀様の顔が見えて御満悦。

こっちから見ると意外と厳つい顔してますねぇ。

 

f:id:akiranngo:20201127222254j:plain

南陵の岩稜帯と阿弥陀岳

さてさて歩みを進めましょ。

 

テン泊予定なのでCargo55を背負ってきましたが、意外に負担は軽い。

2気室で重心がある程度調整できるからかな。

逆にNitro26を背負うと結構疲れがちなんですよね…。

 

f:id:akiranngo:20201127222301j:plain

余裕があればこういう岩を直登するのも悪くない。

このルート唯一の核心部、常時濡れているP3ガリの写真すらない。やる気あんのか。

 

言い訳させていただくと、人が居たのであまり撮りたくなかったのです。

許してね。

 

f:id:akiranngo:20201127222306j:plain

山頂から青ナギを遠望。

山頂ではいっそ怖い程のトンボの群れが飛び交ってました。

トンボだらけでむしろ標識ではなくトンボを撮ってるまである。

ということで山頂の代わりに青ナギをどうぞ。

 

f:id:akiranngo:20201127222312j:plain

南陵。

歩いてきた南陵。

晴れのハイシーズンともあって阿弥陀岳は大勢の登山者で賑わってました。

ここから降りるのがまた大変なんですよ。上から石落ちてくるし。怖い。

 

f:id:akiranngo:20201127222319j:plain

中岳と奥に聳える赤岳。

本当は1日目で赤岳へ行ってしまおうかとも思いましたが

中岳の後ろに裾野を広げる赤い壁に気圧されてしまいました。

ということであちらは明日行くことに。天気も少し悪くなったしね。

 

f:id:akiranngo:20201127222215j:plain

行者小屋にて幕営。冬季登攀が盛んな大同心と小同心。

というわけで阿弥陀岳から結構下って行者小屋幕営しました。

当日はテントも多く、7,80人くらい居たんじゃないかな…ってくらいでした。

初めて見る大同心小同心を眺めながら、ゆっくりと寝静まることに。

 

次回に続くんじゃ。