前回の続き。
4:00起床。いそいそとテントを片付ける。
ここでスマホバッテリーの充電コードが何故かandroid用になってるミス。
皆さんは出発前にコードをちゃんと確認しましょう。
渋滞に巻き込まれるのが嫌なので、皆より一足早く黒部ダムへ。
闇夜に光る青のランプが怪しげな光を放っていました。
入口は意外と分かりづらい位置にありますが、そこら辺は各々調べてくれ!
7:00になると谷深い所も明るくなってきて、カメラを構え始める。
阿曽原小屋の日記にもありましたが、
この日は3連休にしてはかなり人が少なかったみたい。僕にはラッキー。
どこ撮っても楽しくて笑えてくる。
下は激流の黒部川が轟轟と音を立てるので、決して心休まるわけではありませんが…。
こういう景色、Skyrimで見た気がします。
前から誰か来たらどうしようとヒヤヒヤしました。フスロダで吹っ飛ばすしかない。
RPGの風景のような男心を擽る風景の連続。
そりゃ冠松次郎も惚れますわ。
まあ彼が通った頃には、より原生的な黒部の風景があったのでしょうが。
逆に松次郎が見られなかった景色を僕たちが見ることもできるわけで。
白き泡立つ黒部川は深い緑青を湛えていますが、
あの中に呑まれれば帰っては来れないでしょう。
小さな渡渉があったり、道に流れる滝を通ったり。
バリエーション豊かな道中を、早めに出た分人に追われもせず
思う存分シャッターを切れて満足でした。
中間地点の十字峡でようやく阿曽原から来た人とすれ違う。
下を流れる黒部の水の奔流。
いつかここを遡行してみたいものです。無茶かな。
黒部の心臓部で絶景を心行くまで堪能したい気持ちもありましたが、
今日の宿泊地まで足を進めます。
ということで次回に続く。