前回の続き。
ウス。
寝かせるにも限度があるでしょ…と思うのでコツコツ書いていこう。
この日電歩道、十字峡を越えてからがまーた長いんですよ。
足元流れるS字峡の流れに目を見張る。
岩岩してて足が痛いのなんの。
今回の行程で一番キツかったのはこのS字峡付近だったと思います。
俺の足を土に返してくれーってずっと思ってました。
しかし体はボロボロですがテンションは最高潮なので、
こういう写真を撮ってみるなどする。
まさに魔の住む渓谷。魅入られるようです。
しかしこんなところに良く道を作ろうと思いましたよね。
昔はイカダみたいに掛けられた木の橋を、重い荷物持ちながら歩いてたというのだから。
ちなみに当時の残骸は、まだ微かに残ってるらしいですよ。
今度行くことがあればそういうところも写真に収めたいですね。
いい加減クタクタになってきたところでようやく人の気配を感じる構造物が出てきて
何とかこの日の山場は終了といった様子。
まさに深山の奥地、仙人谷ダムは歩いてしか来ることの出来ない所ですが
近い将来、従業員が使っている鉄道を一般供用する予定だとか。
この大迫力の岩壁は是非富山県民の必修科目にしてもらいたい。
ってくらいに素晴らしいところですよ。
ダイナマイトが自然発火した、とかいう話でも有名な高熱隧道。
超暑いです。天然サウナです。カメラも曇るし外より熱いしとてもつらい。
でもここを抜ければこの日の宿はすぐ。力を振り絞る。
いくつかの隧道を抜けて、阿曽原温泉小屋に到着したのは丁度13時。
この日はテントを張って日本一危険な温泉に入って極楽極楽。
思ったより混雑もせず、のんびりした2日目でした。
続く。