アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2020年10月11日 剱岳(早月尾根)

ウス。過去山行です。

10月の第二週は日帰りで剱岳に行ってきました。

馬場島から早月尾根です。3時頃に出発。

 

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早月小屋テント場からは小窓尾根が見える。

ひたすら急登を詰める、北アルプス3大急登の一角。

正直これより急な道なぞ富山にはいくらでもあるのですが、この長さがしんどい。

真暗な樹林帯を抜けるまで撮りもしなかったので割愛。

 

早月小屋でちょうど2時間半程。まぁまぁなペース。

ちなみにトレランガチ勢は3時間で山頂に着くらしいです。頭おかしい…。

 

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小屋を過ぎて暫くすると岩場。

軽いトラバースがあるくらいで、このルートは岩場としての難度はさほどでもない。

かの有名な別山尾根も興味はありますが、あっちは日帰りにはちとキツいし、

このご時世抜きにしても人混みの中行きたくないですね。

 

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毛勝三山(奥から毛勝・釜谷・猫又)。右手前が北方稜線の入口、赤谷山。

左手に構えるは懐の深い毛勝三山

行きたい行きたい言って今シーズン行けるのやら。

残雪期に詰める予定でしたがなかなか日取りが合わず。

下界は終始曇天だったようですが、山頂からの景色は格別の一言。

 

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山頂祠。

山頂の祠に到着したのが8時過ぎくらい。

何はともあれこの白い海。ようやくここまで来ました。

 

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立山別山・果てには槍ヶ岳…。

いつもあちら側から眺めていた剱岳の頂からは、

剣沢カールと奥に続く北アルプスの面々。

相変わらず存在感のある薬師さん。

 

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八ツ峰。五竜岳(左)、鹿島槍ヶ岳(中央)、爺ヶ岳(右)。

剱を代表するクライミングルート、八ツ峰の奥には

五竜岳鹿島槍ヶ岳爺ヶ岳

この日は後立の多くの峰々から滝雲が起こっていました。

 

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北アルプスを代表するバリエーションルート、剱岳北方稜線。

北方稜線から辿ってきた人達とも合流し、

山頂は一転賑やかに。

朝ご飯を食べてゆるゆると下山することにしました。

 

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別山尾根方面。そろそろ人も上がってくる頃かな。

登ってきた方々と挨拶を交わしつつ写真を撮りながら降りると意外と余裕がなく、

早月小屋に戻って来たのがお昼頃。 

早月小屋はこの日が最終日だったのか、小屋閉め作業に追われてました。

 

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個人的に撮りたかった、雲海に浮かぶ西大谷尾根。

雲海に浮かぶ西大谷尾根を撮れたのが嬉しかったです。

この尾根の末端、クズバ山には2年前に行ったきりですね。

 

今思うと何だこの格好。

 

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充実と忍耐の1日でした。

標識を見ながら「まだか、まだか」とぼやきつつ

登山口の石碑に到着したのは15時頃。流石に足にキました。

でもこの次の日はそんなにヘロヘロじゃなかったのを覚えてます。

 

市街地から、ビルの上から、はたまた別の山頂から、剱岳を良く見ています。

早朝に晴れ晴れとした剱岳に元気を貰ってます。

これからも色んな山に登って元気を貰っていこうと思いました!

 

じゃね。