前回の続き。
写真撮影もぼちぼち切り上げて、下山準備。
午後から天気が崩れる予報。
願わくば夜まで堪能したいけれど、意外と時間がないのよ。
下山は当初平蔵谷を下降しようと思いましたが、
思った以上に日が照って、下りは少しシビアになってきそう。
ということでチキンな僕は別山尾根を使います。🐓
幾千数多の登山者を迎える別山尾根。
極太の鎖で安心安全なのはいいことですが、岩が磨かれてツルツル滑る。
ソールがすり減ってるのもありますが…冬シーズン入ったらリソールしなきゃな。
黒部深部の山山も、なかなか今年は手が出せない。
本当ならこれ書いてる頃には、仙人温泉に行く予定だったんですけどねぇ。
ただ嬉しいこともあり、ようやく残暑が見えてきました。
今夏も猛烈な暑さでしたが、何とか乗り切れそうです。
コルから平蔵谷を眺める。
一歩踏み外せばジェットコースターへと早変わり。
今度来たらここから帰るのもありやね。
別山尾根は意外と手ごわかったです。
というかガレた下りが嫌いなだけだったりする。
西穂も薬師もその辺が一番神経使うのよね。
剣山荘を経て山頂から帰ってきたのが10時頃。
出来ればもっといたいくらいでしたが、終電が早いので…。
テントの中にあったぬるいコーラを飲み干してぼちぼち撤収しました。
御前からの下り、そして切り返しの地獄の雷鳥沢激登りで疲労困憊になりつつ
室堂に到着したのが14時前。あの登り、毎回ゲロ吐きそう。
いつもは食べない立ち食い蕎麦に吸い寄せられて一息付いて帰りました。
今シーズンの目的の1つでもあった長次郎谷、
日本山岳史に刻まれた初登ルートは、終わってみればとても楽しい道でした。
剱岳には数多くのルートがありますが、今年中にそちらにもまた行ってみたいですね。
それでは。