アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2022~2023年の八ヶ岳全山 装備一覧と所見

備忘録として、年末年始に行った当山行で担いだ道具の一覧と、

不要だと感じたもの、有益と思ったものについて纏めてみました。

 

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ザック:The North Face Cobra60

TNF Cobra60。(画像は2022年2月唐松岳の際のもの)

 

靴  :LA SPORTIVA G5

 

ウェア:Patagonia DAS PARKA

    BlackDiamondリーコンストレッチシェル&ビブ

    CanRuler アクティブインサレーション

    mont-bell ジオラインM.W ハイネック

    Milletドライナミックメッシュ半袖

    凌 ハザカヒ

    FineTrack メリノスピンバラクラバ

    Swans スノーゴーグル180-MDH

    ウールの下着・靴下

    smartwool ニット帽

    isuka ゴアテックスロングゲイター

    

メット:GRIVEL ステルス

 

手袋:ニトリル手袋

   mont-bell シャミースグローブ

   ラックナー ラックナーグラブ

   ショーワグローブ テムレスwinter02

   BlackDiamondソロイスト5フィンガー

 

カメラ類:Paagoworks Focus

     Sony α6400

     Anker 10000mAh×2 スマホ用・カメラ用コード

 

アイゼン:GRIVEL エアーテックニューマチック

ピッケルGRIVEL エアーテックエヴォリューション

     GRIVEL Ghost Evo

ワカン :マジックマウンテン ラッセルEvo

 

ショベル:MSR オペレーターTショベル

 

寝具類:アライテント エアライズ2

    ナンガ UDD BAG 630DX

    isuka シュラフカバー

    Therm-a-rest ネオエアーXサーモ

    Grabber オールウェザーブランケット

    isuka ダウンプラステントシューズショート

 

食料類:プリムスP153

    寒冷地用250×2

    カレーメシ×4(1つ器入り)

    チキンラーメンぶっこみ飯×3

    キットカット×24

    サーモス山専500ml

    ポカリ500ml 1

    mont-bell コーヒードリッパー

    尾西のご飯 空袋

    マグマカイロ8

    竹ペグ8

    おーいお茶焙じ茶顆粒スティック5

    マッチ2

    フリント式ライター2本

    ナイフ

    ジップロック2枚

    単四電池3

 

その他:ペツル ティキナ250

    靴下4足

    ジオラインMW1枚

    ニトリル手袋4

 

外付(カラビナ):ナルゲンボトル 500ml

        ピーボトル 500ml

 

財布 30000

車のキー

 

12/30 早朝強風・晴れ・夜強風

12/31 無風・晴れ

1/1 早朝強風・晴れ・夜強風と降雪20cm

1/2 晴れ

 

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反省

・Cobra60(S/Mサイズなので実質52L)で3泊は流石に攻めすぎた。

65Lくらいなければ快適なパッキングにはならないだろう。

厚手の90Lビニール袋があればロフトも潰さずパッキングも楽。

(後日日本技研で出てるものを購入した。)

 

 

・エアマットはバルブ部が剥離したのか空気が抜けて役立たずとなった。

マルチデイならクローズドセル一択。エアマットは余裕のある山行で使おう。

 

・食料はカレーメシとチキンラーメンぶっこみ飯。カレーメシ2日目で飽きる。

カレーメシはルーを8等分に砕いてから持っていこう。(塊だと溶けない)

キットカットを1日6枚ずつ行動中に食べていたので、あまり空腹感はなかった。

尾西の袋は2枚ないとカレー味のチキンラーメンを食う羽目になる。

 

・マッチもライターも予備があったが、側薬の痛みには注意すること。

あとフリントでもライターは使えないと思っておいた方が良い。

 

・竹ペグは4本とピッケルで事足りる。そもそも幕営適地は防風林が多い。

 

・テントの中に敷くシートはオールウェザーブランケットを使用しているが、

もっと薄く軽くサイズが小さく安いものがある。嵩張るのでお勧めしない。

 

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今回役立ったものなど

 

ニトリル手袋+ラックナー+テムレスのVBL(Vaper Barrier Liner)システムは全日使用。

ニトリルは毎日替えるので日数分+予備。

指先の冷えも感じず始終快適に過ごせた。

指が詰まると血流が悪くなるので、テムレスはラックナーより1サイズ大きめのものが欲しい。

今回はどちらもL、Winter02の中綿付きの中綿を剥がしている。

風の来ない場所やテント内ではシャミースグローブを使用。

ソロイストは一切使う場所がなかったが予備。

 

・テントシューズに履き替えたら即靴の中にマグマカイロを投入した。

4日分で8枚。あまり寒くなかったキレット小屋では人肌程度に発熱したが、

他では発熱せず。赤岳展望荘で発熱したので標高ではなく気温の問題。

正直微妙な効果だが、除湿出来た感じはあったし靴の凍結はなかった。

 

・アイロン用に空のナルゲンボトル。

使用機会がなかったのは僕が物臭だったからで、シュラフが湿るマルチデイでは必須。

 

ピーボトルは何気に使用頻度が高いので1本お勧めしたい。

安物で構わないので、ダイソーやセリアでビナと直結できる蓋のやつがおすすめ。

もっと容量がある方がベター。

セリアのウォーターボトル。頭が輪っかなものは行動食入れにも役立つ。

・チョコレート以外の甘味(アミノバイタル等)は1つ持っておくと精神的にだいぶ楽。

ドライフルーツを行動食にするのもアリ。

 

・大容量バッテリーはカメラ分は余裕があったが、スマホ分は4日目でギリギリ。

カメラをスマホに頼る人は2本持っておくべき。

 

・蓼科でタクシーを呼ぶが、1時間前くらいに呼ばないと受付してくれなかった。

(早めに予約しても受け付けてくれない)

蓼科から降りたザレた展望台あたりでかけると丁度良い。

タクシー会社はアルピコ茅野等、3社を電話帳に入れておこう。

スズラン峠→茅野駅で電車→信濃境→タクシーで富士見高原よりも、

スズラン峠→富士見高原の方が安くて時間もかからない。大体13000円。

(長距離値下げがあるらしい)

 

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基本的には全日行動中に困るようなことは殆どなかったです。

どちらかというとズボラになりがちな幕営中に不満が多かったので、

この辺りは僕の幕営技術の拙さが表れた結果です。反省。

 

パッキング関係では、装備の吟味が足りなかったのも一因かもしれません。

ガスや食料等削減しきれないところはありますが、割り切れるところもあったので

後々マルチデイの機会があれば見直したいところです。

 

 

 

とりあえず暫くは1泊くらいでいいな…寒いのは辛くて心が折れる…。

というのが正直な感想です。結局昨日も寒すぎて心が折れて帰ってきちゃいました。

寒波が過ぎ去るまでの辛抱、暫く過去山行にお付き合い下さい。

 

それでは。