ウス。
仕事が入って土曜日が潰れました。中指突き立てたい気分です。
今日は雨天なので山は見送り。
しかし引きこもるのも勿体ない。
10月に入って秋へ踏み出したし、キノコを探しに行ってみよう。
この時期毎年婦負でキノコを撮影していたが、
県西部には県内で珍しいカラマツの林があると聞いた。
来てみると確かに。この樹のそばに出るキノコがある。ハナイグチだ。
昨年は烏帽子岳で見かけた。
甲信越や東北で食されている大人気のキノコだが、富山ではあまり知られない。
理由は単純で、そもそもカラマツの林が殆どない。
あと皆ナメコとマイタケに夢中。
シーズンにはこれだけで袋一杯になるほど採れるが、
今夏散々の酷暑はキノコの生育にも大影響だったよう。
今回ハナイグチは赤ちゃんサイズしかなかったが、採られたという様子もないし。
後述するがタマゴタケなんて8月のキノコ。何で今更出てきてんのよ。
まぁ、ようやく山に行きやすい気候になってきた。
向かいの医王山にもそこそこ人が戻ってきたんじゃなかろうか。
この山の近くは長く空白地帯。縦走してかつての古道の息吹を感じたいが
一人だとなかなか帰りが難しい…。
午後からは五箇山へ。この道は走っていて気持ちが良い。遠回りだけど。
稲架掛けを見ると晩夏も幕を閉じ、新秋の訪れを感じる。
あとかき揚げうどん食いたかったけどモタモタ撮影してたら終わってた。
飯探しがてら麓でも走ってくるか…と思い、あまり走ったことのない道を
気儘に走っていると、道端に真っ赤なキノコが群生していた。
富山で見たのは初めてだ。全然見ないのでここには出ないものだと思い込んでいた。
折角なので食べ頃を2本失敬し、軽食を済ませて帰路へ。
帰りがけの庄川では彼岸花がピークを迎えている。毎年ここで撮ってる。
まとまって出るのここくらいだし。
タマゴタケは鮭と一緒に野菜炒めにした。
美味いことは美味い…んだけど強火でタマゴタケの旨味が吹っ飛んだのか、
影の薄さが否めなかった。
次回食べるならフライか包み焼きにしよう。
おわり。