2024年GWは前半と後半に分割。
前半は温泉で寛ぎ、渓魚と戯れていました。
後半は奥秩父主脈縦走です。

長坂インター近くで仮眠して起点のみずがき山荘へ。
未明の降雨も好天傾向にあるので、予定より早めに出発。

歩きたいと常々思っていたがアクセス・天候・休暇が噛み合わず気付けば早5年。

小屋やテン場も随所にある、関東・甲信を代表するロングトレイル。
瑞牆山も加えたいところだがピストンを厭い今回はスルー。
金峰山は何気に未到。昨秋表参道を予定していたが見送り。

雲間に延びる這松と岩の稜、一面の青空より旅情を掻き立てる。
若樹は新葉の代わりに霧氷を芽吹かせていた。

山頂で一服。なかなか好調だ。
ここからは降雨で小川と化した残雪。
幸い溶け切ってはいないので一歩ごとに沈むということはない。

この時期歩くのなら濡れるのは重々承知。
どうせ膝下まで掴まれるので防水云々は大した意味はない。
水を蓄えた森の煌びやかなことをモチベーションにして軽快に歩こう。

10:29 大弛峠。
1泊目の野営予定地だったが、流石にまだ早すぎる。
天気も保ちそうだ。先へ。

国師ヶ岳は昨春、古の参詣道の痕跡を辿り訪れた。
主脈中最も容易に登られる山であろうが、
その歴史を紐解けば、立派な甲信の脊梁たる威厳を与えてくれる。
屹立した五丈岩を樹間から覗き、再び未到の区間へ踏み込む。

山頂~国師のコルの中間地点までは深い残雪で、ここでチェーンを履く。
日照と雨のダブルパンチで大いに捗った融雪は、もはや沼の様相を呈してくる。
大した距離はないものの大きく時間を食った。

この区間は時間が思うように巻けない。
幾つかのアップダウンを経て丁寧に歩みを進める、渋味のある道。
両門の頭に出れば好展望。
名の由来となった両門の滝、釜ノ沢は素晴らしい沢旅だった。

目指す甲武信ヶ岳を捉えた。

1時間半程で毛木平からの分岐へ。
ここからはつい2週間前に訪れた。
直下のガレ場を登れば、ようやく今日最後のピーク。

甲武信の頂で暫し休憩。
間も無く雲霧は青空を覆い、寒冷な空気を降ろしてくる。
16:00迄に小屋に降りてチェックイン。

幸いテン場は10張程度。翌日は満員御礼だったそうだ。
汚れた靴をタライで洗い、キッチンペーパーとマグマカイロで乾燥。
ラーメンを平らげて18:00前に就寝した。
次回へ続く。