今年は幾つか目標を立ててました。
その1つが「尺イワナを釣ること」。
渓流釣りには「尺(30cm)物」という大きさの指標があります。
そこまで育つ渓魚は珍しく、その分長生き・賢く・大きいので釣れると嬉しい、というわけ。

更に自分で作った疑似餌で釣れるのなら感動も一入。
写真のは簡単に巻けて頑丈なので最近専ら使う毛鉤。
一見何の変哲もないテンカラ毛鉤ですが、ボディ材に少し拘りがあります。

前日の大雨が引き、向かう先は県内某所。
足が痺れる冷たさの中、あまり知られてない穴場に入る。
脇から探って行くと何匹かバラした後、一際大きな引きが竿を絞る。

落ち着いて引き寄せると、丸々と太ったイワナが毛鉤を咥えていた。
立派な尺イワナ。魚体も大きく、力強い。
一頻り感激した後、また元の住処へ。

その後もう少し欲が出て、白泡立つ落ち込みに打ち込んで見ると
またも大きく竿がしなる。更に力強い走りからニジマスかと勘違いしたが、
寄せると銀の鱗を光らせたイワナ。

先程のものより更に大きな尺上だった。
片手で掴めないくらいの丸々した魚体。

まさか毛鉤の盛りとは言え5月半ばで目標を達成できると思ってなかったので
感動というより、ぽかーんとしてしまった。
再び白泡の中に戻っていった彼らが、新たな命を繋ぐことを願って。

その後も投げてみると7寸が食いついて来た。
これはこれでパーマークが残ってて若々しさが嬉しい。
大きな毛鉤もしっかりと咥えて離さなかった。

流石に頑丈な素材と云えど、あれだけ噛みつかれてはボロボロにされてしまった。
その後は流石に出てくることはなくなり、十分満足したので1時間で納竿。
早々に麓で温泉と昼食に。

午後から手持無沙汰になって、支流を変えて釣りするのも蛇足に感じたので
久々に南砺へ。医王山はこの時期良く訪れている。

生憎天気は下り坂、濃い霧で山登りの気分は失せたが
軽い散策で花々を眺める。山荷葉、田虫葉、射干…。

花の名山、晴れの週末が来れば金沢トレイルも歩いてみたいな。
ひとつの目標が達成できたので少し釣りは休みを置こうと思ったが、
書いている間にまた竿を振りたくなってくる…うーむ、中毒。
まぁ今週はどっか山登りに行こうかなぁ。どこも天気良くないが。