盆明けに郡上へ行ってきました。

盆は伊勢路の新宮~二木島を歩く予定だったのですが
近畿の荒れ模様に二の足踏んで沈殿。
新幹線が運休したりで、結果的に助かったかもだけど。

盆明けは鱒蔵で釣り。
お魚さんは暑さでバテて相手にしてくれないので昼前にさっさと納竿。
「そういや鮎食いてえな…。」なら郡上に向かおう。

R256を爆走して道中に見えた鍾乳洞。ちょっと立ち寄ってみよう。

鍾乳洞、と聞いて思い浮かぶ石筍やつらら石はないが
地下洞窟を歩く探検気分が味わえるとのこと。

夏日の熱気を振り払う冷のプールをいざ冒険だ。

足元を滔々と流れる水は、どれだけの道程を旅してきたのだろう。

諸所に見える穴は悠久の自然に深く穿たれ…。

仄暗い地底湖を眺めていると、ここに冥府を連想する心境も理解できる。

細かな結晶に幾星霜の息吹を感じて。

一風変わった暑気払いに是非。

蝉時雨の夏に戻って、郡上へと峠道を走らせる。

昼過ぎ、鮎に盛夏の薫りを感じる。爽やかな苦さが美味。
腹ごなしに市街地の観光へ。次回へ続く。