アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2025年8月31~9月1日 赤湯温泉(1/2)

8月末に、越後湯沢の赤湯温泉へ行ってきました。

 

1年ちょっと。

 

7:00 小日橋発。ギリギリ1台分あってよかった。

富山から220km、決して近くない越後湯沢の奥地の出湯。

その趣きが大のお気に入りとなって早三年。

 

棒沢の鉄橋にて。君も避暑かい?

真夏の酷暑もここまでは届かない。

気持ち良いブナの木立に喜んで歩こう。

 

棒沢を渡り峠まで登り。汗だらだら。

急登に暫し低頭すれば峠に至り、そこからは細かいアップダウン。

 

この標識が好き。

まったり歩いたので前日泊りの人は既に降りており

テン場は貸切、ぱぱっと設営を済ませて入湯…の前に遊びに行こうか。

 

ちゃっちゃと設営を済ませて…。

幾つかの沢が走っており、遡行も面白いとか。

両岸を覆う森の豊かさが眩しい。

 

HIT!#12をしっかり咥えてる。元気ですな。

竿を振ること暫くして、素直な子が毛鉤をひったくって来た。

 

流れの落ち口でひったくってきた。

足元を丸々太った黒蟻が通り、カゲロウが蜘蛛の巣に絡めとられている。

豊富な水中・陸生昆虫がこの生態系を支えているのだな。

 

癒される。

決して魚影は濃くないこういう沢ではC&Rを心掛けよう。

食べれば一瞬、残せば次も遊んでくれる。

 

しかしお盆を過ぎた8月末、ピュアに咥えてくれる子は多くない。

 

強く引いた9寸。

ここぞという大場所でハリスを長めに取り、

スリムに巻いた毛鉤を放り投げるといきなり強い引きが返ってきた。

「うおっ!デカい!」

 

いいですなー。

抜き上げるのは難しかったので、一か八か飛び込む。

テンションを緩めずかけすぎず格闘してようやくネットイン。

立派な9寸だ。心臓バクバク。

 

#14 をハリス長めに取ったら巻き返しで食ってきた。

咥えてくれたのは、前日用意していた秋向きの毛鉤。

キラッと光るティンセルと細身のボディがチャーミング。

 

魚止めではないが、これを巻くのは手間取りそうだ。納竿。

一頻り喜びを露わにして、なかなか素敵なCS滝まで辿り着いた。

切立った両岸を巻くのは億劫だしここを区切りとして竿仕舞。

 

いつまでも元気で…。

帰り道からそっと覗いてみると、ゆらゆら泳いで。お散歩だろうか。

 

さあお風呂入ろ。

テントに戻り時計を見ればもう昼頃。

パスタを軽く食べてお風呂をいただこう。

 

貸切風呂だ。

温めだが内からじわじわと温まる。湯船の前には冷やかな清津の流れ。

この贅沢は額に汗かいて訪れた者にのみの特権だ…。

 

昼涼み。

小屋主さん以外は既に降り、貸切の湯を堪能。

嗚呼…来てよかった…。生き返る…。

 

次回へ続く。