アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2025年8月31~9月1日 赤湯温泉(2/2)

前回の続き。

 

お風呂上りのほかほかの体に清津の冷水が染み渡る。

この一杯にはどんな酒も敵わない。

 

昼涼み。小屋の上で。

軒下で小屋主さんと小談議。沢や小屋の話等、色々な話を聞いた。

その中でも興味深かったのはやはり釣りについて。

 

水生昆虫に乏しい川に魚は乏しい。冬に食うものがないから。

「上には何本も沢があるが、探索したが不思議と魚影はさっぱりだった。」

「元からイワナが居なかったんだ。」

「水質というより地質の問題だと思う。」

岩を捲ってみても水生昆虫に乏しく、大きなものは1つも居ない。

 

下界に比べて10℃は涼しい。こりゃええわ。

水生昆虫も岩質を選ぶ、ということは聞いたことがある。

清すぎる流れで貧栄養なのもありそうだ。

過ごすには快適でも、暮らすには別の厳しさがあるのだろう。

 

青湯。貸切なのでお昼から。

さて、普段は夜しか入れない青湯も、自分ひとりの貸切湯。

気兼ねなく漫喫させていただいた。

 

翌朝は15℃、肌寒さを感じる程でついつい長湯してしまう。

 

帰り道。

ゆっくりと撤収して陽光で暖まる頃下山する。

欠伸をしたくなるような早朝の森の空気がたまらない。

 

「クワガタいないかなぁ…カブトいないかなぁ…。」

 

小日橋。

童心に返る夏休みを終え、9時頃 小日橋。

市街地に戻って朝湯と着替えを済ますと昼前となったので食事処を探す。

 

越後湯沢「しんばし」の天ぷら定食。めっちゃボリュームある。

幾つかの候補の中から天ぷら屋をチョイスしたが、

食いきれるか怪しい量が来たので、次は腹を空かせて来よう。

 

十日町の棚田。東京で展開している「おひつ膳 たんぼ」という店がやってるらしい。

昼からはゆるーくドライブしながら帰路に着く。

十日町の棚田はまだ稲穂が染まるに早く、次回は新米を頬張りたい。