アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2025年10月17~19日 西伊豆歩道(4/4)

前回の続き。

 

3:00頃起床。

藪蚊の酷かった昨夜に比べ、虫も居らず至極快適な幕場だった。

早々に片して海へ向かう。

 

戸田バス停で夜明け近くなるまで充電中。

戸田がモデルの老人と家政婦ロボットのコメディな日常漫画『ぽんこつポン子』、

再訪した時には本を片手に色々見て回りたい。

 

猫ちゃんがいたので。

地域猫ちゃんが寄り添ってきたので暫く撫でていると

他の子と喧嘩してどっか行っちゃった。

 

さて、今日は意外とタイトだ。暗い夜道に飛び込もう。

 

戸田~井田は熊野古道にテイストが近い。なかなか好みだぞ。

www.city.numazu.shizuoka.jp

というのも、帰りのバスの時刻が意外と早いのよ。

デマンドタクシー「ふじみgo!」を予約してあるが

万一これを逃したらお昼も温泉もパー。

 

峠に到着。夜も白みだした。

闇夜の中、番犬が大鳴きする峠道をただ登る。

安眠妨害申し訳ない。

 

趣深いね。

峠で一息つき、熊野古道を思わせる階段に趣を感じ取る。

 

雲取越えがこんな感じだったなぁ...としみじみ。

 

井田「煌めきの丘」より。

やがて林道を経て舗装を40分程歩く。小雨に降られるが滴るほどではない。

丁度良い涼と楽しもう。

 

笠を被る富士の頭を望む。今年の初冠雪はとても遅かったようだ。

 

あ!カニさん!

井田(いた)への自然歩道を降れば明神池

跳ねるのは何の魚だろう…と疑問に眺めていると

来訪者に驚いたカニがぽちゃん、と水面へ落ちる。

 

明神池。

リフレクションが映える。海のほとりの淡水湖に興味が尽きない。

 

漁村の無人販売所。極早生みかんうめぇ。

海に続く道を辿る。西伊豆特産のみかんの販売所。

こういうのがトレイルではとても嬉しい。

買って食べながら歩こう。うーん、うまい!

 

食べ…ないね。ははは。

みかんを食べながら海沿いトレイルを歩く、ってのをやってみたくてね。

疲れた体にすっぱい極早生みかんが嬉しい。

 

無人販売所は大瀬崎(おせざき)木負(きしょう)の間に多くある。

そこもいずれ歩きたいな。

 

ラストスパート。

やがて現れる最後のトレイルに名残惜しみながら落とす。

笹が生い茂った僅かな区間に旅情を感じながら。

 

大瀬崎。

階段を降りると台車を曳くダイバーの群れ。

柏槇の古木の奥に、旅路のラストを飾る大瀬崎の鳥居が白く映える。

 

駿河の大風に身を捩ったような、見事な柏槇の遊歩道をぐるり。

 

海水浴場。ダイバーで賑わってた。

時間は余ったので休憩でもしたいが、

店はあるものの、軽食の類は昼頃にならないと乏しい。そりゃそうか。

 

靴下乾かしながら40分程ダラダラしてたら大入りのデマンドタクシーが到着した。

ま、まさかこんなに人が乗ってるとは…僕くらいだと思ってたのに…。

 

三津「おさかな食堂 やまや」さんでご褒美ランチ。

木負で乗換え、一息で三津(みと)

某有名アニメの舞台らしいが見たことないから知らん。

花より団子、色気より食気、白米と刺身盛り。これ以上望むものがあるか?

 

太宰治が「斜陽」を執筆した「安田屋旅館」にて日帰り入浴。

日帰り入浴に乏しい地域の中、安田屋旅館は貴重だ。

太宰や『伊豆の踊子』の撮影基地となったらしい宿で思う存分さっぱりとし、

沼津経由で東京に至り、19時過ぎに富山に帰着した。

 

淡島を眺めて。

昨年に引き続き訪れた伊豆は改めて親しみと温もりに溢れ、

残るのは良い思い出だけだ。

 

来年もこれくらいの時期に伊豆旅行がしたい。

次は稜線歩道や東海岸も面白そう。夏に宿取ってのんびりしても…。