11月の頭、戸隠山へ行ってきました。
2年ぶり。

前夜は名立で熟睡して、明け方奥社に到着。
冷えた空気をたっぷり吸いこんで杉並木を歩む。

指の骨折後、暫く岩がちなところから遠ざかっていたが
そろそろ良いだろう、でも行ったことないところはちょっと…。

そんな時思い浮かんだのが戸隠。危ない場所は明確だしちょうど良い。

下部の紅葉はまだ残っていた。ビビットな山肌を眺めて楽しみながら登ろう。

未明に霧雨が降っており、地味にヌメヌメして気色悪いトラバースを過ぎれば
高度感ある胸突岩。日当たりが嬉しい。

ナイフリッジをよっこらせ。

墜落注意。今日はなんかジトッとしてるからゆっくりそろり。

振り返れば見事な霧がかりだ。
少し陰がある方がピーカンよりも心に残るのはなぜだろう。

西岳も険しき谷に晩秋の装いを見せる。行こう思って毎度訪れていないのだ…。

高妻山は綺麗な錐の頭に薄い白。

小休憩して牧場方面へ。

白染まりも強まり、暫く右手はホワイトアウトとなった。

これはこれでモノクロームな雰囲気があって素敵じゃないか。

一不動の小屋前で一服して谷沿いのルートを落としていく。
少し肌寒くなってきた頃、流石に冷水に浸かるのは極力避けよ…
バシャーン!グ、グワーッ!!!

もはや開き直って降りて行く。足元だけを見ずに顔を上げよう。
パステルカラーが秋晴れに喜んでいる。

牛馬は冬籠りに入ったようで、静かな牧場に降りたのは昼過ぎ頃。
靴下を干しながらバス待ち、
行楽日和に渋滞甚だしい街を抜け、いざ蕎麦…
と思ったら「定休」の文字。今年もこれかよ!
悲しみに暮れながら南下して帰った。
(翌朝浅間山の予定だったけど、雪降ってきたから帰った。ノーマルで無理はダメ。)
おわり。