金曜にまとまった降雪があったので、金剛堂山へ行ってきました。
大好きな山の1つです。

どっさり積もると一馬力じゃ手に負えない雪で出迎えてくれる山。
尤も、そこまではまだ早い。
明るくなってからのスタート、というのも試運転がてら。
基本的にワカンで登っていたのだが、とうとうスノーシューを買った。
浮力は多少増すし、何よりヒールリフターが心強い。足がスイスイ上がる。

栃谷分岐でスキーをやられる人に追いついて、片折岳の手前で先行者を抜く。
根雪がない癖にきっちり降っているのでスノーシューでも膝、
上部は腿までの新雪。ご機嫌だ。

それでも藪が埋まるに至らず、むしろ小枝が垂れてアスレチック状態。
片折岳の先は通常どこでも自由な雪原になるのだが
夏道通しで強制腿上げパンプアップ。

幸い強い人と2人で回しながら歩けば順調。
ワカンでは腰まで埋まる雪を掻き分けて這い進む。

傍目から見ると正気の沙汰でないが、これがやりたくてやってるわけで。
ようやく道標のある展望所、最後の登りに掛かる。
この先1時間がこの日の本番だった。

仰ぐと山頂付近は強烈な西風で煙立っていた。
基本的にこの山は東が切れ落ちているので、巻いて凌げない。
冬枯れの森を突き抜ける風の寒さが体を刺す。
こりゃいかん、とフル装備を整える。
バラクラバは過剰と思いネックウォーマーにしたが息が辛い。今度から常備しよう。

絶え間ない風は緩むことなく増すばかり。
何とか足を出して山頂に付くが、凌ぐことも儘ならない。
写真ではお伝えできないのがもどかしい、久々に長居したくないと思う寒さだった。

DASパーカを持ってきておいて心底良かった。
流石にこれを着込めば安心感が段違い。さっさと写真を撮って即下山にかかる。
あ、今回はα持って行かなかったけど、どの道構える気にもならん。

トレースがものの数分で消し飛ぶ風は200m程落とすとようやく落ち着き、
ここで一息。
瞬間的にこれより強い風は幾らでもあったが、ここまで長く受けるのは中々だ。

後続パーティも引き返す人が多かった。
行きは真っ新なキャンバスだった道も、踏み固められて高速道路に。
苦しめられた藪は随分通りやすくなっていた。

2時間で下山して、一緒に登った人に挨拶して解散。
スノーシューの使い心地は上々、しかしBOAシステムは壊れた時の対応が難しい。
スペアパーツをATLASから取り寄せられるか調べておこう。
帰りはマサラマスターでカレー食べて、15:00頃に家に着いて風呂入って爆睡。
年末年始前にもう1回どこかに行きたいですね。
とりあえず風の強くないところで…。
