アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2025年12月30~2026年1月3日 伊勢路(伊勢神宮内宮~三野瀬) (1/4)

恒例となった年末の熊野古道

 

碌に長期休暇も取れぬ暇無し貧乏の僕にとって

紀伊半島を訪れるのが隔年の楽しみ。

今回は伊勢神宮~熊野を繋ぐ伊勢路を歩いてきました。

 

12/29 前入りで名古屋へ。

前夜に荷を担いで敦賀経由で名古屋入り。

15年ぶりに訪れた名古屋…流石に記憶も感慨もない。早々にチェックインして就寝。

 

翌朝、五十鈴川駅から伊勢神宮内宮へ。

翌朝未明から近鉄に揺られ、伊勢神宮(内宮)への最寄五十鈴川駅。

 

早朝、赤福本店の行列。

日ノ本の総氏神、早朝にも関わらず参道の賑わい。

 

内宮参詣…はまたの次回へ。

余裕があれば出店をつついて参詣と行きたいところだが

残念ながらスケジュールがタイトなのでまたの機会にしよう。

 

伊勢路の一部、古市参宮街道。吉原に次ぐ規模の遊廓があったらしい。

さて、今回辿る伊勢路とは伊勢神宮から熊野を詣でる古き祈りの旅路。

 

レトロな感じが好き。

全国各地からの『お伊勢詣り』は江戸中期に盛んになる。

ちょうど年の瀬の頃合に大勢の人で賑わったようだ。

 

伊勢を歩くなら『萬金丹』を常備薬としてどうぞ。

富山の奥地有峰では2人の男衆が伊勢へ詣でることが習わしとなっていた。

 

国の裏側から遥々詣でてくるのだから、

農閑期の庶民にとって、大変だがそれ以上に楽しみな長旅だったことが伺える。

 

河川敷を歩き、橋を渡る。ランニングには丁度良い。

伊勢詣りの隆盛に伴って、伊勢路も近世以後発展していく。

信心深い者達が熊野三山を詣でに向かった。

 

この辺の景色が地元チック。奥の山並とかがまさにそれ。

生憎、街道がアスファルトで敷き詰められた現代において

往時の風情を感じ取るのは簡単ではないかもしれない。

 

「ニュージョイス丸玉商店」でパンを買う。んまい。

しかし時代は常に移ろうもの、と前向きに捉えて楽しむのが旅には肝要。

 

普段パンを食べないのだが、美味しそうなソーセージパンが売っていた。

頬張りながらてくてく。うまい。

 

紅白石仏合戦。

どことなくタイムリーな、紅白に彩られた石仏に手を合せて。

 

本日唯一のトレイル、女鬼峠へ。

5時間近くアスファルトと付き合い、流石に退屈してきた頃に

ようやくトレイルのご褒美だ。

 

トレイルは軽快に。

小気味良い林を落葉蹴散らす。やはり柔かな土を踏むのが性に合う。

 

まるで風化した樹木の様に見える、石墨千枚岩が積み重なる。

パリパリと割れた木炭のような岩に興味を惹かれる。

軽快に下り降りればあっという間にトレイルが終わってしまった。

 

旅情あるトレイルだった。

ここから伊勢路大台ヶ原に端を発する宮川を沿う。

遥々旅をする者は人だけではない。

 

にゃーん。

一見どこにでもある山間集落。

熊野を詣でた先達も、道々或る村に立寄りながら交流したに違いない。

「富山から来ました。ここは良いところですね。あなたはこちらのお生まれ?」

 

この辺は茶が有名のようだ。

かつては広い桑畑が広がっていた村々を過ぎればようやく

15:10 本日の宿 岡島屋がある栃原だ。

okajimaya.jimdofree.com

 

時間が少しあるので栃原~川添まで歩くことに。

ここまで27km、なかなか草臥れたが

明日の行程が今回の核心で40kmある。出来るだけ頑張ろう。

 

宿に荷を置き、隣駅の川添まで歩くことにした。1時間半くらいの残業だ。

 

紀勢本線は非電化なので空が広く見える。

実際、水路を潜り川を渡り薄暗い林道をひた歩き…あまり夜半に歩きたくはない。

逆に明るい時間に歩けたのでなかなか面白味があった。

 

夕焼け小焼けの。

「皆さん早く帰りましょう」のアナウンスが響く頃、

足を引き摺り川添駅へ辿り着く。

 

今日の標語。

電車で栃原に戻り、夜道を歩いて17:30頃に宿へ帰還。

柚子風呂で温まってから、食べきれないほどたらふくの夕食をいただく。

あまり興味のない歌番組を見つつ23:00頃就寝した。

 

伊勢神宮内宮~川添

34.1km / 91 km

次回へ続く。