アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2026年8月14日 鳥海山(象潟口)

前回の続き。

 

翌朝未明に由利本荘を発。

秋田と山形に跨る百名山が一峰、鳥海山へ。

 

早朝の日本海。奥に男鹿半島が見える。

夜明けのブルーラインを駆け上り、鉾立を5:00発。

日本海から立ち昇る雪と花の高嶺、朝早くも賑やか。

 

鳥海湖。

喧騒から離れるために早足で登ろう。6:00 御浜神社。

稜線上はそれなりに風も吹いていたが、半袖でも涼しいの範疇で快適。

 

山頂は見えないし風は吹いてるけど、涼しい程度だ。

前夜に突発的に決めて訪れた鳥海山、

噂に勝りし良い雰囲気じゃないか!

 

一瞬晴れた。いいねいいね。

日本海側の東北の山は、どことなく荒々しい印象があった。

会越国境の谷の険阻さから来るものだろうか。

 

千蛇谷コースへ。花が沢山だぞ。

写真で見た山頂の岩稜の様子と、スキーヤーが繁く訪れるという情報から

道中はゴツゴツした岩場が続き、冬場は岩が雪で埋まりスキーに向く…という

穂高に似たイメージを持っていた。

 

鳥海山の花1。

雲がかりが激しいので谷コースで登行する。

青ノ栂桜、まだ残る小梅慧草、そして初めて見る固有種の鳥海薊…。

 

山頂直下は意外とアスレチックだった。

やがてアスレチックな巨岩帯を抜ければ山頂に至る。

 

風がそこそこ。雨飛沫で服が濡れちゃう。

濡れる程ではない霧雨が南風に吹かれ…。

流石に寒いのでダウンを着ておこう。

 

07:45 山頂(新山)。

百名山らしからぬ簡素な山頂標を眺めながら

巨岩の隙間に屈み20分ほど風雨を凌いでいると雲が取れ始めた。

 

おほー!

大海原と岩のコントラストに歓声が上がる。

一瞬の切れ間を納め、帰りは稜線沿いにしてみようか。

 

胎内くぐり。こういう祠すき。

紡がれた信仰の跡に手を合せ、未だ残雪残る谷筋を登り返して七高山へ。

 

鳥海山の花2。

花満開の稜線闊歩は万病に良いとされている。

富山で見ることのない鳥海衾…。

 

帰りは稜線コース。伏拝岳~文珠岳だったかな。

やがて青空が見えて、足取りも軽くなる。

心はスキップでも踏みたい気分。

 

千蛇谷を見下ろす。草刈り機の音が聞こえるよ。

山頂の雲は下山時もなかなか取れず、あの晴れ間が唯一のチャンスだったのだろうか。

 

いいねいいねー。

これだけ良い山ならば人気の程も伺え、

この日は何百という登山者で道中大賑わいだった。

 

鳥海山の花3。

奥北薊、車百合、四葉塩釜…そして満開の深山竜胆。

人だけでなく花も渋滞する鳥海山の魅力。

 

ご機嫌トレイル。

陽が高くなるが、暑さは下界ほどではない。

眩しい緑の草原に付けられた道、画になるね。

 

扇子森への牧歌的な登り。

降りるのが惜しい登山日和。

 

鍋森と、奥は長坂道かな。

なだらかな緑の稜線。

抹茶カステラのようだ。どちらも大好物。

 

鳥海湖と山形の港など。

喧騒の小屋を過ぎて小走りで降りる。

 

ふうふう。ここから地味に長かった。

足に疲れが溜まる頃、正午前に下山。

鳥海山には多くの登山道が拓かれている。

絶対にまた訪れよう。春夏秋冬の楽しみに溢れた素晴らしい山だった。

 

稲倉山荘の鳥海カレー。うん、うまい。

下山後は山荘のカレーを平らげて。

南下した遊佐の方で風呂に入って、次の目的地へ向かった。

chokai-yuza.com

 

次回へ続く。