アウトドアと飯のあれ

神奈川県在住の20代のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2018年12月15日 竜ヶ岳(本栖湖キャンプ場登山口)

Twilight hiking.

 

やあ。

いかがお過ごしでしょうか。

二十四節気大雪」の次候「熊蟄穴」を迎え、まさに熊が冬籠りをする寒々しい季節となってきました。

僕も食い貯めて冬眠し、春に起きる生活ができたら良いのですがそういうわけにもいかず、

あーでもないこーでもないと寒さをやりくりしながら過ごしています。

さながらミノムシの気分です。ミノムシって大変なんですね。見かけたら優しくしてあげましょう。

 

さて師走登山3発目ということで、今回向かいましたは「竜ヶ岳」。

ここ最近は富山以外は丹沢箱根が多かったので、少し手を伸ばし山梨へと行ってきました。

 

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竜ヶ岳。静岡県から山梨県に伸びる天子山地最北端の標高1,485mの山。山梨百名山の一峰。

富士山頂と太陽が重なる「ダイヤモンド富士」の名所の1つとして人気が高く、

本栖湖に住んでいた竜が富士山の噴火の折に山へ逃げたという言い伝えから、名が付けられたとされる。

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2:15 自宅を出発。

目的地は本栖湖

富士山麓には噴火によって出来た5つの湖があり、

10月に行った山中湖、山中湖と同様に著名な河口湖

手つかずの自然が多く見られる西湖、最も面積の狭い精進湖

そして今回向かう本栖湖を総称し、富士五湖と呼びます。

前回向かった山中湖から更に山奥へ進む為、意外と距離があります。

藤沢から100kmくらい?

 

そういやここ数日はふたご座流星群が見られるとのことで結構騒がれてましたね。

15日未明が最も見られるそうでしたが、あいにく神奈川はドン曇りでした…。

僕も未明には富士吉田のローソンで空を見てましたが、よー分からんでした。寒いし即車に戻ったわ。

うお座流星群とかだったら自分と関係あるし見ようって気分にもなりますけど。

 

5:00 本栖湖キャンプ場竜ヶ岳登山者用駐車場到着。

登山者用の巨大駐車場。100台は余裕ですね。詰めればもっと入るかも?

竜ヶ岳の人気が伺えます。

 

5:15 ニット帽にヘッデンを装着して出発。

 

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今回は夜明け前から朝にかけて歩く、いわゆるトワイライトハイク(以下TH)です。

Twilightは「夜明け・日没時」を指す単語。どっちか一つにせんか紛らわしい。

まあ細かいこと言うならSunriseが正しいのかも知れませんが、語感が良いので、夜明け前の登山のこともこう呼んでます。

Daylightはこれまた何か違う気がする。

 

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闇夜の中をヘッデンの明かりのみを頼りに歩く。思った以上に緊張します。

実はTHは数ヶ月前から一度行いたいと考えてたのですが

クマやイノシシに鉢合わせるとシャレにならんのでチキってたんですね。🐻🐗🍗

初THは金時山を考えてたのですが、どうしても動物の陰がチラついてしまって。

そして我慢できず結局朝に行ってしまったのが、この間のアレなんですよ。

akiranngo.hateblo.jp

そろそろ冬眠する頃と踏んだので、これを機にと来たわけです。

 

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5:50 九十九折りのそこそこの坂を登って、とりあえず一息。

ここから先は少し落ち着いた道を歩きます。

この時期の竜ヶ岳はダイヤモンド富士が見られることもあって、朝早くながらすれ違う人も多い。

 

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なんで朝焼けってこんな綺麗なんでしょうね。

光の加減だとか空気中の湿度とか色々な原理があるんでしょうけども。

科学はときに壮大なロマンチスト」って富山のCMでも言ってましたけどその通りですよ。

 

6:15 休憩所

登山口と山頂の中間くらいにある休憩所です。

ここで撮影する人も多いんだとか。確かにここまでなら1時間ですから、重い荷物持ってくるなら良いかもしれない。

 

実は九十九折りを登った後に見えたのですが、富士山が曇ってまして。

ちょっと嫌な予感はしてたんです。本栖湖でキャンプしてる人が曇ってるって言ってたので。

だから晴れなくてもしゃーないかなって気分で歩いてたんですけど。

 

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少し山頂が晴れてきた。たまらんね。

 

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神様の御膝元とはこういうことを言うんでしょうか。

 

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とまあ、休憩所から30分ほど登ると、本栖湖畔登山口からのコースと合流します。

こっちは富士山が見える方向にあまり開けてないから歩かれにくいんだとか。

写真でも分かる通り雪が積もってます。パウダースノー。

麓の気温は-4℃。麓から山頂まで600m近くあるので、大体4度の差。

つまり山頂は-8℃ってことだ。そりゃ雪も降るわ。

 

 

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こういう景色が見たくて眠いのに朝から起きて頑張ってたんですよ。

 

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あれが雨ヶ岳毛無山かな?

また髪の話してる・・・。

 

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7:05 竜ヶ岳登頂。

最高のタイミングで抜群の朝焼けが来てくれました。

そろそろ積雪も激しくなって登れないと思って、THを敢行した甲斐があったというもんです。

 

さて、指も千切れそうなクソ寒い山頂の中、今回ちょっとした試しに持ってきたものを広げてみます。

 

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前から使ってるナルゲン1Lボトル

ナルゲンの保冷性能には以前触れましたが、その時は8月半ばでも7時間きちんと氷が残っていて、ある程度の性能を実感しました。

今回は保温性能についてです。

冷えたボトルに入れるのもアレなので、一度熱湯を入れた後ボトルの熱を高く保ち、出る直前に再度熱湯を入れる。

その後タオルでぐるぐる巻きにしてザックの奥で寝かせて大体5時間

これでコンソメスープを飲みます。

 

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といっても豪勢なものじゃありません。顆粒コンソメをお湯で溶かしただけです。

まあ山頂であったまりたかっただけだし。

で、飲んでみる。

 

 

 

 

 

ぬっる・・・。

ごめん思った以上に保温性能ないわこれ。

家で試した時は45度くらいはあったのになあ。やっぱ当然だけど外気じゃ全然違う。

ただ湯たんぽくらいなら十分な熱量がありますし、冬キャンでナルゲン湯たんぽ、使ってみてはどうでしょ。

…まあガスバーナー買えばいいんだけどさ。

 

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ぬるいスープを飲んだりフラフラしてると、そろそろ時刻が近づいてきました。

ちらほらと強風が吹き出して手袋を脱いだりとても出来ない寒さに。

 

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富士の背後から稜線が照らされていきます。

天使の階段と呼ばれることで知られる薄明光線はGod Rayという愛称もあるそうですが、

霊峰である富士山から刺す光はそちらの方が似合いそうですね。

 

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7:30 ダイヤモンド富士
直前に陰りが出たので心配でしたが、無事に拝むことができました。

まるで聖火のよう。

 

ムービー撮ってたんですが、変なボタン押しちゃったのかグッチャグチャになっちゃいました。すまねえ!

 

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ということで、山々に別れを告げて下山の準備をします。

また来たいと思わせる良い山でした。

 

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晴れた展望を眺めていたいので、来た道をそのまま戻る。

朝は薄暗闇に包まれて見えなかった青木ヶ原樹海。来年行きたい。

ネガティブな意味じゃなくて、野生キノコの名所なので撮影目的。

富士山でしか見られないキノコとかあるみたいですし。

 

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行きに通った休憩所から。

 

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行きにあんなに薄暗かった道も、全く印象が変わって気持ち良い尾根へ。

 

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群青色の水を湛える本栖湖

陸上競技が湖畔でできるんですね。

 

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あっという間にキャンプ場へ。

朝の不気味さはどこへやら、キャンパーや登山客で賑わってます。

 

9:10 駐車場到着。

4時間も満たない山行でしたが、非常に密度が濃くて楽しかった。

初めてのTH、また登山の新しい楽しみが増えた気がします。

今度来た時は、今回スルーした天子山地縦走でもしようかな。

 

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本栖湖畔から竜ヶ岳。

 

 

 

12月はここでおしまいになるのか?

それともまだ続くのか?神のみぞ知るところです。

とりあえず寝るわ!おやすみ!