アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2021年11月21日 御嶽山(濁河温泉口)

ウス。

本格的に雪が降れば、まず問題になってくるのは登山口までのアクセス。

雪深い地方は暫く手が届かなくなってきます。

 

ということでこの間、初冬の御嶽山に行ってきました話です。

 

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橋から眺める『白糸の滝』。

濁河温泉へ着いたのは前日の16時を回ってから。

飛騨小坂の道が通行止めなので、チャオから大回りして行きましたが

もう道路も部分的に凍結していました。流石万座とタメ張る高所温泉。

 

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湯の花峠。湯の花はない。

車中泊して6時頃出発。

ぼちぼち樹林帯を歩いたらアイゼンを履く。

けどチェーン持って来ればよかった。両方持つのめんどいからアイゼンにしたけど。

 

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のぞき岩避難小屋は金属製、寒そうだ。

8時過ぎに森林限界手前に到着。

樹林帯で休憩して先へ進むと、予想外の強風。

 

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出発から2時間、森林限界上。

目指す摩利支天山は剣ヶ峰から湧き立つ雲に囲まれ、

稜線上は25m程の風が絶え間無く吹き荒れてました。

ハードシェルを着込んでるので寒くはないけれど、歩む足も掬われそう。

 

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日が灯る。

時折日が射すけれど、また濃密なガスに覆われての繰り返し。

 

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8:47 飛騨山頂。

9時前に飛騨側の山頂に到着。

時間的には剣ヶ峰方面にも十分に行けそうでしたが、

 

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五の池小屋の避難室で食事にする。

いささか風が強いので五の池小屋の避難室でラーメンを食べる。

3シーズン用ガス持ってきたから、途中でブタンが切れて危なかった。

やっぱこの時期はちゃんと厳冬期用持ってこなきゃね。

 

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合間合間で晴れる。

1時間程小屋でだらだらしてると、若干止んできたので

晴の切れ目を狙って写真を撮ったり。

 

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摩利支天。

でもやっぱり摩利支天登ろうとしたら風がまた強くなってきて。

結局下山の風呂欲に負けて降りちゃいました。

 

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三の池。

でも降りだしたら途端に晴れて風も弱まったので、ちょっと粘れば良かったなと反省。

いつもこういう時に判断が良すぎるのが僕の悪いとこですね。

 

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あれはどこのピークだろう。

まぁ景色はとても良かったのでヨシ!

3000級独立峰の白銀の世界は何と美しいことか。

 

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下山を決めたら晴れる。

冬の御嶽山は一度テント担いで2泊くらいで来てみたいですね。

秋神温泉から登れば、比較的車も入れやすい…かな?

 

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のぞき岩から。

今年の冬は色々行くところを考えてはいますが、実際どうなるかな。

結局車のアクセスで縛られてるところはあるので。

 

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帰りの木道で滑らないように。

今週に入ってようやく里にも雪が降り出して、

いよいよ冬将軍の襲来というところですね。

 

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ルンルン樹林帯。

この後は濁河温泉に入って、日暮れ頃に家に到着しました。

摩利支天にはまた来年訪れたいなと思います。

 

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帰り道で。

帰りの継子岳は均整がとれて美人でした。

それではまた別の山でお会いしましょう。

ばい。