アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2018年10月7日 塩尻市「奈良井宿」

中部(地方)の中部(長野)の中部。

 

やあやあ。

3連休皆様方はいかにお過ごしでしたでしょうか。

僕はつい数日前までどこにも行く予定がなかったのですが

存外に晴れ模様が続いたので、昔から一度行きたかった場所へ観光に行きました。

 

場所は長野県塩尻市。長野県のちょうど中心部に当たる交通の要所。

 

 

 

少し脱線しますが、日本の歴史の勉強をしましょう。

 

今では誰でも気軽に旅行できる時代ですが、

ずっと昔の江戸時代へ遡ると、新幹線や飛行機はもちろんのこと、

車もないので、どこかに行こうとすれば基本は歩きになったわけですね。

 

そのような時代に整備されたのが江戸の「五街道」と呼ばれる交通網です。

今でも私たちに馴染みの深い東海道福島県へ延びる奥州街道

山梨県側には甲州街道、栃木県側には日光街道が延びていました。

 

そして京と江戸を、長野県をグルリと越えて繋がる道路

それが五街道の1つ、中山道(なかせんどう)です。

中山道は長野県の木曽地域を走っていましたので、

木曽路」と呼ばれ、盛んに使われていました。

今回の目的地は中山道69宿のうち長野県に設けられた11の宿場町、

木曽路11宿からの2つ、「奈良井(ならい)宿」と「妻籠(つまご)宿」です。

 

 

 

前日正午に車を走らせ、圏央道八王子JCTから中央道へ。

暫く走らせその日は諏訪SAで夜を明かすことにしました。

翌日の7時に朝食を取り、諏訪から少し進んだ先の塩尻ICで降ります。

塩尻ICから車で40分ほど走らせれば第一の目的地、奈良井宿に到着します。

 

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奈良井宿

木曽路11宿の2番目の宿場町で、11宿の中で最も栄えた宿場町として、

歴史的価値の高い街並みを保存する、伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 

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 古き街並みを残した宿場町からは当時の息遣いが聞こえてくるかのようです。

 

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 この宿場を昔から見守っていた神社でしょうか。

杉林と潺に囲まれ、子供の遊び場の郷愁が思い浮かばれます。

 

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この日は晴れ予想でしたが朝は曇り、若干不安ではありましたが、

神社で参拝をした後にだんだん雲が晴れてきました。

青空と山と櫓のコントラストが恰好良いです。

 

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朝露に濡れたアサガオ。そういや今年全然見てないや。

 

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ムラサキツユクサ。いかにも日本的な見た目ですがカナダ原産。

 

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こんな暑い日には僕もサングラスをかけたいですね。

いや、やっぱ似合わないな。

 

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うちの下の姪っ子と同じくらいの歳です。

長生きしろよ。

 

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抜けるような青空と宿場町。

早朝の宿場町の空気感はぜひご自身でご体感なさって下さい。

朝だと店やってないけどね。

 

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入口から1km余りの参道を歩いていくと、神社が見えてきます。

 

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鎮神社近衛天皇(1139~1155)の頃に皆に慕われていた

中原権頭兼氏という方が逝去された折、

鳥居峠という場所に神社を建立したそうですが、その後400年以後に

神社が消失したため、今の場所へと移したそうです。

 

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神様も伊勢の帰りにここへ宿泊しにきているのでしょうか。

 

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参拝後、鎮神社を出ると奈良井の宿がまた違った角度で見渡せます。

ちなみにこれ以上先には古い石畳の道や前述の鳥居峠があるらしいです。

他にも見所がありますし、行ってみたかったけど、

また次の機会に寄ってみることにしましょう。

楽しみを残すのは大事なことです。またいずれ来たくなりますからね。

 

 

 

ということで堪能した後奈良井を出発し、

次の目的地、妻籠宿へ向かうことにしました。

後編へ続く。