アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2024年11月3~4日 雁坂峠~甲武信ヶ岳 (2/2)

前回の続き。

4:00起床。吸い物を湧かして体を温める。

特に急ぐ必要もないのだが、小屋の掃除を念入りにやるために早起き。

 

掃除終わり。

灰を掃き、使えそうな薪を選り分け、補充箱に入れておく。

「来た時よりも美しく」はスカウト我らの常識。

次の人が気持ちよく使えるように個々人が心掛けよう。

 

朝が届く。

風も凪いだ夜に踏み出せば、東から押し寄せる朝。

 

ぐーてんもるげん。

5月に訪れた時もここから富士を眺めた。

秩父を代表する富士の展望だと思う。均整が取れているというか。

 

巻き道から小屋へ。お気に入りコース。

巻道から小屋へ。

あ、今回はTG-7で撮影。なので暗がりだと流石にブレが目立つ。

補給は後にしてとりあえず山頂まで。

 

6:34 甲武信ヶ岳

前泊者が幾人かで、連休ながらそれなりに静かだ。

今年3回目の山頂だがルートを変えればいつも新鮮。

 

国師への稜線。

GWにテントを担ぎ歩いた稜線は近いようで遠く…。

 

たまらんのよね。

この数日後、富士の高嶺に雪は降りつつ。

緩やかな曲線が雲の海に落ちていく。

 

八ヶ岳

八ヶ岳の面々も勢揃いだ。

 

今年の冬はどこに行こうかな…。北の方も楽しそう。

 

また来るよ。

富嶽を眼前に据えて。

 

小屋でコーラ補給して帰る。

方々の尾根から登山者が集まってくる。

小屋でフルチャージしたら下山しよう。意外と下りは長い。

 

あの三角ちゃんが甲武信ね。

6年前初めてピストンした徳ちゃん新道。

それから往路で用いたことはないが、登り終えたここからの景色は今も覚えている。

 

徳ちゃんをゆっくり降りる。

ゴミを拾い歩けば退屈もしない。

 

明るい曲でも聴こう。最近お決まりのランニングソング。

 

麓はよい感じの紅葉だった。上はもう終わりですね。

小屋から3時間程で麓に到着。

秋口の西沢渓谷の観光客を横目に帰路へ着いた。

 

激熱猛暑もはたと消えたような心地良いオータムハイキング、

里に雪が降るのはまだ暫くかかりそうだ。

思うように登れなかった夏を取り返しに行こうか。