前回の続き。
泉鏡花記念館を後にし、すぐ傍を流れる浅野川を渡った向こうへ。
ここで痛恨のミス。
鏡花由縁の所を見て回るつもりが、まさか名前のついた道をスルーするとは。
仕方がない、また次来た時に歩いてみよう。
日本有数の米どころの石川県は、同時に大酒造所の側面も持ちます。
日本酒の飲み比べ、暑い日にはビアバーにて乾杯する声も。
車で来ると飲めない…。
路地に入って見回りながら歩いて、『ひがし茶屋街』へ。
初お目見え…というわけではありません。
というのも、僕は富山県出身なので学生時代の宿泊学習の定番として
兼六園やひがし茶屋街、香林坊には何度か訪れたことがあります。
といっても15年近く前、はっきり覚えているはずがなく。
学校行事なんてそんなもんです。年取ってから良さが分かんのよ。
今にも舞妓さんが歩いてきそうな参道は、今日も多くの人で賑わい。
区画の「お茶屋」(茶店とは違う)は昼はどうだったか分かりませんが、夜になると
一見お断り、昔からの常連さんの紹介がないと入れないとか。
昔来た時は映画のセットっぽさが拭えなくてあまり印象に残らなかったのですが
早朝に来ると良いのかもしれない。
妻籠とかも人が少ない夕暮れに歩くと凄い綺麗でしたし。
妻籠、結構うちから近い…のか?
あまり広さは感じないコンパクトにまとまった観光スポットですが
なかなか楽しめました。
茶屋街を元にした小説とかを読んでればまた違ったかもしれない。
そのまま来た道を戻って、今度は兼六園に行こうとしたのですが
歩いている途中で天気も薄曇りに代わり、何か気分も乗らないので帰ることに。
ホタル飛び交う小川を横目に白鳥路を歩くと、ここにも鏡花像がありました。
今まで隣県でありながらどこか敬遠しがちだった石川ですが、
意外と下道でも近いことが分かりましたし、また来ることもあるでしょう。
その時には今回とは違う魅力が知れたらいいな。
じゃ。山行きたい。ばい。