ウス。
あといくつ寝ると神無月、日暮れの早さを実感し始めております。
少し肌寒くなってきましたが、今年4回目の白木峰です。
「何回行っとんねん…」と、ごもっともなツッコミは野暮です。
少し時間が空いたので、これを機に花の撮影をと思い立ち。
今月頭に行っていますが、その頃からグッと秋に近づいてますし。
シロツリフネは今年最初のお目見え。ぜんまいみたいなしっぽがかわいいな。
シラヒゲソウはそろそろお休みシーズンに入りますかね。
また来年もよろしく。
今回は4回目にして、初めてきちんとした登山道の方を登ります。
1回目は残雪がゆるそうだから嫌で、
2回目は雨でぬかるむから嫌で、
3回目は疲れるから嫌で…
ずっと避けてきた道だったのですが、これがなかなか良い小径でした。
白木峰は『トンボの山』と呼んでも差し支えないくらいトンボだらけなので、
羽虫が怯えて出てこないんですよね。
なので終始快適。トンボLOVE。
この登山道からだと避難小屋を遠望しながら登ることができます。
青い屋根が青空とマッチして絵になりますね。
後ろを振り返ると、市街地と果ては能登半島まで見渡せます。
見えている山々は晩秋の頃にでもお邪魔したい。
道宗道という古道があのあたりにあるんですよ。
駐車場からえっちらおっちら登るとヘリポートに出て、山頂へ出るとこの景色。
もはや新鮮味もないなと思っていましたが、いつ来ても違う顔が見える。
山に同じ顔はない、ということですね。
うっすら見えたのはあったけど、はっきり見えたのは何気に初めてかもしれない。
稜線が墨絵のように浮かんで、絵でも描きたい気分。
岐阜側からのアプローチ小白木峰の奥には金剛堂山、そして遠くに白山。
この2つもとても楽しかった…!
冬の金剛堂山は興味があるのですが、流石に難易度が高いかな?
この写真で分かる人がいたら上級者よ。
ここに来ると毎度カメラが欲しくなります。ミラーレス一眼欲しいけど、
貯めるお金あるなら山に使っちゃうんだよなあ。
富山の親しまれる里山、夫婦山も忘れてはならない。
夫婦山は富山に数少ないミズナラの森林が残る山で、
紅葉の時期には是非そちらも訪ねてみたいものです。
昼飯も持って来てませんし、あまり長居して肌寒くなるのも考え物ですから
浮島には寄らずに帰ることにしました。
帰りは来た道を往復しようか悩みましたが、やっぱり舗装道で帰ることに。
この木道のカーブの構図すき。
あと1ヶ月もすれば草紅葉で朱に染まり、また登る楽しみが増えそうです。
花を撮りつつ木道歩き。
木道ではマツムシやアキアカネが休憩中。すまんね、通るよ。
白木峰の避難小屋には煙突と簡易的な竈があるのですが、
鍋とか作って良いのだろうか…。うーむ…。
冬にキノコ鍋食べに登山とか良くないです?ってこれ前も言ったな。
鍋パに憧れるエリートぼっち。🍲
小屋裏のピークからは市街地がよく眺められました。
「あ、あの辺りうちかな。」「いや、あそこが川で…。」
そう言えば台風ですが、被害は全くありませんでした。
ただフェーン現象で僕の部屋が見事灼熱地獄になり、寝苦しさで悪夢を見ました。
人の安眠を妨害するターファーを許すな。(💢・_・)p
まあ風雨は自然を育み、自然は僕たちを楽しませてくれるので。
これから来る秋の登山を満喫しましょう、ということにしときましょ。
それじゃ各々方、まだまだ登山シーズンは続きますが
束の間の晩夏を楽しみましょう。
じゃね。