過去山行。
11月、紅葉も見頃を終えた季節の変わり目、
山に雪も無いので少し手持無沙汰。
こんな日にはキノコ狩りに興じようとお馴染みの白木峰へ行ってきました。
毎年皆勤賞です。
寒くなってきたこの時期は、クリタケやヒラタケが採れ頃。
結論から言うと今年は大不作…。近隣に住む人もあまり収穫はなかった模様。
何気に歩いたことのない自然探勝路は所々で藪っぽいですが、
眺望も良好。なかなかオツ。
倒木も探してみるが、人の入りやすいところにキノコの影はないもの。
トレッキングで帰るのも消化不良なので一度降りて登山に切り替えよう。
白木峰は本腰を入れて林道を復旧させるつもりなのか、
ただの事故防止なのか、去年通れた林道が今年は歩行者も通行止めにされていた。
じゃあ小白木峰から登るしかないのか?あの酷道を通りたくない。
人慣れしているヤギさんと触れ合う。
どうやら新道が開通したみたいで、今まで退屈だった林道歩きを削減できるようだ。
道自体は歩きやすく、温泉駐車場から1時間半で山頂へ到着した。
紅葉の終わりであまり人気が多くなかったのも良い。
持ってきたなめこ味噌うどんが美味しい。
キノコが採れなかった時のための保険だったが、持ってきておいて良かった。
相変わらず素晴らしい眺望。
今日は浮島の池には行かずにここで微睡もう。マットもないけど。
雪纏う白山が金剛堂山の奥に見える。
金剛堂山も毎年登る山だが、2023年はいつにしようか。
何気に秋に登っていないのでそれも良いかもしれない。
御嶽山を始めとする飛騨の峰々にご挨拶。
猪臥山や位山等気になっている山は多いので、雪の季節に訪れたい。
1時間ほどダラダラしてから下山することにした。
氷となった雪に足を取られないようにして麓を目指そう。
8合目からのブナ林はまさに白木の峰。
バロックのピラーのように立ち並ぶ白肌。
往路をそのまま辿っていく。息を切らす急登があるが下りだとスイスイ。
いい感じの森を抜けると保全道だろうか、やけにハッキリした道に出る。
多くの保全道が走っていて穴場な感じだ。
来年はこちらの方でキノコと戯れたい。
保全道から幾許もせず車道に到着。
寒風が吹く谷間と遅めに色付いた黄葉に季節の移ろいを感じ、
大長谷温泉に入って17:00頃に帰宅した。
おわり。