アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2019年11月21日 白木峰

ウス。

月日が経つのも早いもので、冬の入口『小雪』が戸を叩いております。

少し前まで紅葉の始まりだった気がするんですがね…。

富山もあっという間に平野部に雪が降りそうな勢いです。

 

本格的な降雪の前に、少し山歩きをしたいなと。

行ってきましたのは今年5回目の白木峰です。

 

前回から2ヶ月ぶり。

 

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しかし悲しいお話があります。

林道がまーた御釈迦になりました。

 

八尾方面から白木峰につながる林道大谷線につきましては、

令和元年10月の台風19号に伴う豪雨により複数個所で

大規模な損壊が発生し、車両の通行ができなくなりました。

このため、林道の入り口付近にある「21世紀の森杉ケ平キャンプ場」から先は

車両の進入を禁止しますのでお知らせします。

車両の通行再開には、複数年を要すると思われます。

                                                                       (『富山市 白木峰登山ガイド』)

こいついつも災害にやられてんな。

 

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昨年から続く工事から復旧したのも束の間、3ヶ月で崩壊とは誰が予想したことか…。 

県内外からの観光客の多い白木峰も暫くは静かになりそうです。

ま、とっくに冬季通行止めになってるので、今回は全く関係がないのですが。

 

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ここ数日の寒波の影響で路面が凍り、一足早い雪の時期。

雪は大猫山でも見たけれど、新雪の中を歩くのは今冬初なので新鮮な気分。

 

ふわっふわの粉雪、服についても掃えば落ちるので気が楽。

 

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しかし夏の登山道があるのですが、誰も通っておらず、急登で気が失せる。

とのことで全部車道を歩いていましたが片道約12km、山頂までの往復で24km…。

標高差は950mほどですが、この距離は流石にしんどいものがあります。

 

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まぁ見所と言えば、一早く見られた霧氷と快晴のコントラストが見事でした。

夏は感じませんでしたが、たくさんの動物がこの車道を歩いているらしく

大小様々な足跡を追いかけて進みます。

 

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深さはさほどでもなく、8合目からは10cm、山頂の深いところで脛の上くらい。

念のため軽アイゼンを持ってきていましたが、役立ったかは正直微妙なところです。

 

oxtos(オクトス) 6本爪ラチェット式アイゼン OX-040

oxtos(オクトス) 6本爪ラチェット式アイゼン OX-040

 

まあツボ足でも問題ないかな。帰りは溶けてたので脱ぎましたし。

 

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雪道は少々ストイックすぎて寂しい。

曲を聴きながら歩いてますが、それもだんだん飽きてくる。

飽き性な僕にはラジオとかのが向いてるのかな。

 

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と、片道3時間半かけて山頂へ到着。

乗鞍岳御嶽山がお出迎え。

焼岳は思ったより白くないや。こちら側の斜面は積りにくいのかな?

 

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金剛堂山は夏に行った時は生憎雲がかりが強くて眺望を楽しめませんでしたが

『金剛堂山 冬』で検索したら、生で見たいなあと強く思った。

 

かなり積もるし、スノーシューやワカンがないと…と思う。

白山平瀬道はいつ開通するのかな。あそこ以外富山からだとアクセスが悪い。

 

でもあの道ヘビがすごい出るからね…良い機会だし他から登るのもアリかな。

 

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飛騨高地のこの景色が好きなんですよ。

山に山が重なり、まるで山の積み木細工のよう。

今冬は飛騨高地の山も1つ2つ行きたいですが、どうなることやら。

 

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立山連峰を見ながら、キノコのお味噌汁でご飯を食べ、

体が冷えないうちに下山することにしました。

浮島は気になりましたが、また春に訪れましょう。

 

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この日は山小屋の点検や荷卸しの方々が来ていました。

麓の大長谷温泉からヘリがびゅんびゅん飛んでくる。

木曜定休なのは知ってたので温泉には入りにいきませんでしたが、

冬のハイクの後に入れば気持ちよさそうだな。

 

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朝凍っていた道も、杉の雪も解け落ちていました。

富山の冬シーズン、今年はどこへ行こうか悩みどころです。

それよりも先に、雪に埋まる前に里山をいくつか行ってみたいな。

 

じゃあね。