やあ。
タイマーが仕事せず1時間寝坊しました。
折角の晴れ間、市街地からも良く見える山の1つ、僧ヶ岳へ行こう…
としたのですが登山口までの林道が封鎖されてるだの(デマでした)
時間がちょっと怪しい気もしましたし、急遽予定変更。
少し前に行った大辻山に足を運ぶことにしました。
前行った時は雪化粧した山々が見られましたね。
今回も前回辿った本道ルートです。
他には沢登りする道もあるのですが、もうこの時期に冷たい沢は勘弁。
前日あまり天気が良くなく、道のコンディションがどうなるかと懸念していましたが
あまり泥濘みは見られない。
落葉が激しく溜まっているので、土までは雨水が届かなかったのかな。
この山は山頂までは殆どブナの樹林の急登が続く、あまり映えない山なのですが
今回は珍しいお客さんがいました。
日本国民なら誰しもが知るであろう有名キノコ、天然のナメコです!
数は多くはないですが自生株を見たのはこれがはじめて。
『滑子』の字のまま、ヌルヌルテカテカしてます。
天然産ナメコの旨さは筆舌に尽くしがたいとされていて、
「レビューがてら帰りに採っていこうかな?」
と思っていたら既に先を越されて採られていました。(-_-`;)グググググヌヌヌヌ....
前述の通り日陰が多いものですから、キノコが多くて意外と見応えがありました。
今年はキノコの発生が例年より遅いとかなんとか。
良いことです。より長く楽しめますし。ビバ・キノコ。
山頂まで1時間半の割には、500mとは思えない急勾配が続く。
結構見た目より侮り難し。
複数の尾根の『交差点』となっていることが名の由来らしく
登山道はありませんが、尾根は遠く大日岳まで伸びています。
昔はここを通って大日岳へ登拝に行ったのでしょうか。
北尾根との合流に出れば、山頂まではあと少し。
大きく曲がった樹が、立山前衛峰であるこの山の積雪の多さを物語るようです。
しかしこの時期、というか今年の災害の影響もあるのですが、登りたい山が
ことごとく難がある感じなんですよね、ちょうど今。
高山帯は積雪に入ってしまいましたし、白木峰もやられました。林道封鎖です。
来年いっぱいかかる見通しだそうです。なんということだ…。😞
基本『行けるところ』でなくて『どこが行きたいか』で考える質なので
そこが行けなくなるとモチベーションがガタ落ちするんですよね。
そんな気持ちで山に行くのもそれはそれで失礼な気がしますし。
僕の性分ってつくづく面倒臭いなと自分ながらに思います。
ということで山頂に到着しました。
山多しと言えど、この手軽さで北アルプスの正面に立てるのはそう多くない。
なので結構登山者も多いのです。
しかし生憎の曇り空。常願寺川からモックモク湧いて流れてきてます。
到着後あっという間に剱岳が隠れてしまいました。
白馬岳も冠雪の様相、眺望を楽しみにしていただけにこれはショック。
まあそういう日もあって良いと思います。
快晴の真っ青さよりも、ほどよく雲がかった空が好ましい。
ご飯食べたら肌寒くなってきたので、早々に降りることにしました。
帰りは前回歩かなかった長尾山経由で駐車場へ戻ることに。
虫が多くて閉口しそうだなと思ったのでやめといたんですよね。
今の時期は虫も全然いないし、天気も晴れやすく山日和なので
ちょっとしたいことがいくつかあります。これはまだ予定段階ですけど。
あ、長尾山はどこが山頂なのかさっぱりでした。三角点もないし。
うーん、次に来た時はしっかり見ることにします。
次に来るのは雪が降ってからかな…?
このあたりで積雪期ハイクもしてみたいので。
じゃあね。