5月下旬は魚釣り。
しかし全く釣れない。周りも釣れないらしくそういうこと。
昼に納竿して向かうは平湯の傍の福地山。
福地温泉の天辺に坐す山。午後の福地は車と蝉の声のみ。
登り一辺倒の九十九折を食い縛って登る。
暑さを凌げる木陰の巻道を使いながら、山頂までは1時間程度。
当山の眺望は、周りと比べても決して見劣りしない。
焼岳、穂高の眺望は特筆すべきで、去年歩いた尾根も遠望できる。
頂の剣は去年晩秋に唐突に立てられたもの。
意匠はさながら西欧のヴァイキングソード。
剣を携える山は各地に点在するが、ここも名所となるだろうか。
山頂を後にし、快走すれば麓まで45分。
2時間程の山行でこれだけ楽しめ、降りれば日帰り温泉。
冬の眺望もさぞ素晴らしかろう。再訪の楽しみが増えた。
麓の福地朝市はなかなか面白い。早朝に来てみてはいかがだろうか。
あぁ、こんな暑い日には夏野菜をツマミに、冷やした酒を流し込みたい。
ころ芋やピーマン、獅子唐や神楽南蛮もいいな。
ばい。