アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2024年8月3~4日 黒部川源流域釣行(2/2)

前回の続き。

 

 

寝室。

 

5:00起床。今日は程々に帰る予定だが、何もしないのも物足りない。

とりあえず荷を片して、靴を濡らさない薬師沢出合付近で振ってみる。

 

小屋下で8寸。顔が黒くてかっちょいい。

大きな淵では興味深く眺めてくる子もいるが、やはり出てこない。

昨日の小屋下でボロボロのアントを流すと、綺麗な魚体が出てきた。

 

楽しかった。

拙いながらも楽しめる、このような所は末永く残ってほしいものだ。

 

帰ります。

とりあえず満足したので帰ることに。

既に日が出て暑いが、花々を見るのも忘れてはいけない。

 

薬師沢~太郎平の花々。

一際咲き乱れる金光花の絨毯が棚引いている様は美しい。

 

花々2。

飯子菜もこの白と黄が多い花々の時期に良いアクセントを注す。

 

黒五。

軽いアップダウンを加え、40分程で薬師沢を渡る。

中俣にも良さそうなポイントあんじゃん。

登山道の間から、竿を出したくなるポイントが見える。

そのすぐ近くの橋の傍で、ゆったり泳いでいる綺麗な子がいた。

 

7寸。白くて綺麗だ。

本流では評判だったアントには目もくれない。

微妙に食べるものが違うのだろうか。そういう所も渓流釣りの面白さだ。

 

まるでカゲロウのように浮かぶ白毛鉤を流してみる。

目の色を変えて飛びかかり、水面を割ってきた。

 

北ノ俣。

満足して納竿。

最後の登りに入るがこれが凄まじい暑さ。

木陰で適宜水分補給をしながら滴る汗を拭い、僅かな微風に慈悲を感じて手を合わす。

 

ガスは恵み。

10:00過ぎ 小屋でラーメンを平らげ、フルチャージ。

陽光遮る雲が頼もしい。幸いにも樹林帯まで幾分か涼しく過ごせた。

 

下山。

13:00 登山口へ着。

この後は風呂に入り帰ったが、2時間程経てば土砂降りとなったので

やはり程々で切り上げて正解だった。

 

綺麗な渓魚にも出会えた充実の2日間だった。

また戻りたい。

…いや、片道4時間歩くのは結構…うーん、でも今シーズンもう1度行きたい。

纏わり付く暑い夏に別れを告げたいと、冷房の効いた部屋であの流れを想う。

 

おわり。