アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2024年9月14~15日 黒部川源流域釣行

3連休は日曜それなりな雨予報。

長い沢泊は取止めて、薬師沢小屋で釣行してきました。

 

今年2回目。

 

好調。

4:20 折立を発。早めに行っても寒いだけなのでのんびりペースの予定だったが

好調に進んだため、いっそどこまで早く着けるか試すことに。

 

6:28 太郎平。自己ベ更新。

新記録。次こそ目指せ2時間切り。

 

いざ沢。

午前中は前回気になっていた第二渡渉点から中俣を探ることに。

橋下には良型のイワナが見える。期待しながら釣り上がるが…。

 

渇水で藻だらけ。

凄い量の藻に支配されていた。

連日の渇水は深山でも同じだったようで、水量の乏しさが物悲しい。

それでも幾つもの渓魚が飛び出していく…が、渋い。食いに走らない。

 

ようやく食った。6寸。

ようやく出てきたのは錆色が濃いめの6寸。

ほっと一息付いて、この藻の酷い支流を暫く探っていく。

 

5寸半。かわいい。

要所でちらほら出てはくるが、藻によって毛鉤に違和感が出るのか、

水温が高くて食い気がないのか…。

全体的に今回は若い子が多く飛びついてきた。

 

中俣はテンカラ向きだけど、この水量じゃあね。

来年、また訪れよう。

その時は大物が出たら嬉しいな。

 

この子で中俣は切り上げ。

3匹目、小さな落ち込みでカディスに出た子をラストに切り上げ、

本流へ向かう。もう11時近く。

 

小屋へ向かう。

正午にチェックインして早々に本流を釣り上がる。

夏の照り返しは肌に刺さるようだ。

 

小屋前1分で7寸。幸先いいで。

ド安定のアントを流していく。アピール重視。

 

ポイントは多いのに食わん、先行がいるな。

しかし8月にだいぶ釣られてスレてるのか、先行ゆえか…。

なかなか釣れず悶々とした。

こういう時はいつもしないことをしよう。

 

うーん。

基本ドライフライで誘いは入れないのだが、

カディスで水面を跳ねさせてみる。下から見たらバッタのように見えるか。

 

魚影の濃い場所で練習。ドライフライで誘いを入れる。

 

明確に見てくる魚が増えてきて、

やがて食い気のある6寸が飛びついてきた。

 

17:20 バッタのようにカディスを跳ねさせると食らいついてきた。6寸。

大物は出なかったが、目論見が上手くいって満足した。

釣れない場所は見切りを付けるのも一手だが、

こうやって試行錯誤していくのも一興。

 

翌朝、未明からの雨が少し止んだ。

翌朝、未明にザッと降っていたが朝食後には止んだ。

小屋前で遊ぶが今回は出ない。うーん。雨も強くなってきたしさっさと帰ろう。

 

帰り道。

雨具を着込んで雨の小路。

帰りにやっぱり我慢できず竿を出す。

 

前日初釣果あったポイントで7寸。お腹黄色くてかわいい。

一撃で7寸。腹の黄色い、綺麗な子が出てご満悦。

やはりここでのアントには絶大な信頼を持てる。

 

真っ白。寒くはない。

前回苦しめられた登りは日も射さず、サクサクと登る。

結果的に思ったほど雨に降られなかったので杞憂だった。9:54下山完了。

自宅で風呂と飯にしたらドカ降りしてきた。

 

3連休ながら少しコンパクトな釣行だったが、渓魚に遊んで貰えて満足だ。

そろそろ竿仕舞いかな。今週は雨続きなので、来週にどこか行きたい。