アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2021年5月3~4日 南八ヶ岳縦走(観音平~硫黄岳~美濃戸口)

ウス。お久しぶりです。

 

久々に酒を飲んでるのでこの勢いで更新というやつ。

酒を飲まなきゃ更新する気が起きない、素面だと文章が書けない。末期です。

ということで現在止まってるところをすっぽかして、GWの山行で茶を濁すわけです。

 

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権現岳の門番『ギボシ』。

今年のGWは佐渡ヶ島2泊3日を予定していたのですが、

季節外れの暴風雪、あまり天気が芳しくないので、南八ヶ岳の主脈縦走へ。

南端の登山口観音平から硫黄岳まで行ってきました。

 

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朝5時頃の赤石山脈

本当は2日で南端から北端の蓼科山まで、所謂八ヶ岳全山というのをやる予定でしたが、

あまりにも甘いスケジュールだったのが如実に表れた結果となりました。

 

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阿弥陀岳南陵。

これをやるためにトレーニングしていても、歯が立たなかったです。

縦走と日帰りでは根本的に違うというのを身に染みて感じましたね。

もっと場数を稼がねばならぬ。

 

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権現岳と富士。

内容としては、編笠~キレットまではペースも順調だったのですが、

この前日に降った新雪が、早朝になると溶けだしてきてしまった。

それを補う為にペースを上げてバテ気味だった。行動食の吟味も必要だったかな。

 

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ツルネから赤岳南面。中央右が核心のルンゼ。

この初日ルートの核心、キレット越えのルンゼでグッズグズの雪と格闘しつつ

赤岳登頂までに3時間近くかかってしまいました。

この時期に八ヶ岳全山のレコがあまりない理由が重々分かりましたね。

 

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登頂。

未明に出発して登頂が昼前。

この時点で、更に行程がシビアな2日目の蓼科山登頂は断念。

ここからの横岳もかなりキツくて、今回取った宿は硫黄岳山荘でしたが、

もし次同じルートを行くなら赤岳展望山荘にしようと思いました。

 

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硫黄岳。

しかし南八ヶ岳の主稜線に一本線を引くことが出来て、個人的には満足の一言。

今回権現以降には僕だけしかいなかったので、爽快感もありました。

硫黄岳山荘はとても大きく暖かい良い山小屋でした。また泊まりたい。

 

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阿弥陀様。

2日目、思った程疲れもなかったのでもしかしたら天狗岳まで伸ばせないかな~とか

考えてましたが、硫黄岳山頂から見た瞬間にその気が失せました。

なんじゃあの登り返しは…。

 

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硫黄岳山頂より横岳と赤岳。

今年GWはかなり雪が降ったのでスキーヤーやボーダーが大喜びしてました。

僕も来年からやってみたい。15年ぶり?

まずはゲレンデから…。

 

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赤岳鉱泉は異国の風景。

帰りは赤岳鉱泉でご飯食べて、昼前に八ヶ岳山荘に到着し、

その日の内に帰宅しました。

帰りのわさびコロッケもおいしかったし、温泉も良かった。

 

八ヶ岳、やっぱいいですね。あまり近場ではないのでちょくちょく、は無理ですが

秋までに数回は来てみたいです。

全山も今年中にはリベンジしたいので、その時はよろしくね。

 

駆け足だったけどそろそろ酔いが冷めそうなのでこの辺で。

ばいばーい。