アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2022年4月2~3日 北ノ俣岳 (2/2)

前回の続き。

 

4:00頃起床。まだ真暗闇。

今日は下山だけだが気温が高まれば雪崩が怖い。

昼までに下るためには日の出前に出発しよう。

 

寝起き。

朝メシもラーメン。

あまり山で意識したことがなかったが、この日は凄まじくフルーツを欲した。

フルーツグミはいいぞ。

 

うーん、思ったよりは晴れてた。これなら稜線でもよかったな。

5:30頃 小屋を念入りに清掃して出発する。

寺地山への登りで振り返ると北ノ俣岳が大きく手を広げている。

予報よりも荒れていない。次回は稜線で泊まろう。

 

寺地山までは近い。

 

一息で寺地の頂まで戻ると、何と前日にはなかったスノーモービルの跡。

どうやら昨日の昼頃来てスキーを楽しんでいたようだ。

帰る時にも何台かモービルを見た。そういうのもあるのか…。

 

和佐府ゼッコ(1730.9m)。3月に予定していた山。

均されたトレースをお借りしてサクサク降りていく。

飛越トンネルの手前、対岸の和佐府ゼッコが見える広場で一服。

あれもスキーやスノーシューで近頃なかなか人気が高い。

 

飛越トンネルまで下ってきた。モービルだと右に登るのね。

雪崩を考えて和佐府ゼッコの南西尾根を辿り下ろうか考えたが、

橋まで地形図で見ると結構複雑。林道を早く抜ける方が良いかもしれない。

 

飛越トンネルに到着。

往路は夏道を辿ったが、復路は1643m西の支尾根を下るとサクサク降りられた。

 

昨日の朝の土砂崩れ。

昨朝からあった土砂崩れを足早に後にする。

流石に歩き草臥れてきたが今日も暑い。上の斜面は笹薮、さっさと抜けるが吉。

 

昼頃になるとちらほら雪崩。さっさと抜けよう。

ダレそうになる林道歩きに嫌気が差す頃、ようやく車に到着。

着替えて昼過ぎには地元で風呂と飯にありつけた。

 

4月の北ノ俣岳は決して近い山ではないが、

北アルプスならではの魅力溢れる良い山行だった。

この人の居無さも気に入ったので、また4月頃に訪れてみたい。

 

おわり。