アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2023年6月18日 白山(平瀬道)

6月半ば、4年ぶりに白山へ行ってきました。

前回と同じく平瀬道です。別当出合は遠いからね。

 

 

この辺は木陰があるので涼しい。

登山口を8:30発。今回は南竜ヶ馬場でテン泊予定なのでゆっくりスタート。

しかし既に真夏の様相、突き刺す陽射しに「やっちまったー…」と後悔の念。

 

ケミカルブルーの白水湖。

大倉山まではストイックな登り続き。

樹林帯が切れると灼熱に晒され、最近暑さから逃げていたツケが襲いかかる。

 

大倉山避難小屋。

頑丈な避難小屋は以前は入れたが閉じられていた。

所々腐朽しているからいずれ建て替えるのかな。

 

白山の花。

しかし決して辛いだけの山ではない。

衣笠草、赤物、喘息薬種、白山千鳥、能郷苺、小蕙蘭…彩華やかに楽しませてくれる。

大倉山より先では山荷葉が満開の見頃を迎えていた。

 

Y文字のカンクラ雪渓。

 

今年は雪がそれなりに降ったが、溶けるのも異常な程早い。

4年前も寡雪だったがその時と大差がない程だ。

 

ハロ。

時刻も11時を示す頃、太陽を仰げば日暈をかけた姿が見える。

この極端な暑さで水蒸気が立ち昇っている。流石に俄か雨にはならないだろう。

 

森林限界。あつーい。

笹藪、崖崩れ、雪渓渡り…以前の記憶は断片的に浮かんでくるが、

この道の一番のインパクトは蛇の多さだった。

道中10匹超の蛇と遭遇したのは後にも先にもない。

 

高野聖』の如く「いやもう生得大嫌」と語るほど苦手なので

今回も戦戦恐恐としながら歩いていたが、帰り際に草陰で物音がしただけだった。

 

室堂の小屋。

森林限界から暫く平坦な道を歩けば、室堂の小屋が見えてくる。

途端に往来も激しく、シーズンインの賑わいが凄まじいこと。

 

参拝。

既に正午を回る頃、室堂前のベンチで小休憩して最後の登りに入る。

空荷で行ければ足取りも軽いが、最近窃盗も多いのでその気にもならない。

 

室堂から300mアップ。

石畳を低頭懺悔し踏み締めて登ると、

山神の僅かな慈悲だろうか、雪渓に冷やされた風が舞い上がってくる。

ささやかだが何とありがたいことだろう。

 

奥宮。

12:27 山頂に到着。

 

剣ヶ峰。

頂の向こう側には瓦礫を積み重ねた剣ヶ峰と、雪解けを心待ちにする青い池が見える。

 

12:27 山頂。

しかし道中も多かったが、山頂の羽虫があまりにも多い。

流石に室堂に降りなければ快適な食事はできないだろう。

 

赤兎山が見える。

しかしこの眺望!流石に百の山巓。

中央の台地は赤兎山だろう。石川の山は遠いので殆ど行くことがないが

泉鏡花と「兎」の繋がりで、今年の秋前に行きたいところだ。

別山と南竜。

さて、目的地の南竜ヶ馬場が、翌日予定している別山の麓に小さく見える。

室堂からあそこまで400m下る。辛い…。

 

ヴルスト うまー。

ということで今回はそのまま帰ることに。

担いできておいて荷下ろしするだけという為体に後ろめたい気持ちもないではないが、

その分久しぶりの山にゆっくり心落ち着かせられたと思えば、これもありか。

ヴルストを齧りながらコーラを飲み干す。うまい。

 

帰ります。

その分、帰りは花を撮影しながら下る。

黒百合が既に咲いていたのは驚きだった。やはり早いな。

 

三方崩山。スキーやアルパインライミングで知られる。

ひたすら無心で下れば暑さからも気が紛れる。

下りの雪渓はウィペットでクライムダウンした。

 

足元注意。

花の群落に別れを告げてひたすら標高を落としていく。

樹林帯に入ってしまえば、緑のカーテンに囲われて足取りも早くなった。

 

白山の花2。

黄花ノ駒ノ爪、大葉溝酸漿…。

花畑の山から下り、駐車場には16:25。

大白川温泉もギリギリ営業中だが、シャワーを浴びたかったので今回はお見送り。

麓のしらみずの湯で存分に寛いで、平瀬で夕飯を取る。

 

翌日は白山麓の野湯に行く予定だったが、起きると疲れが溜まって気が重い。

のんびりドライブして天生峠を跨ぎ、昼中頃に帰宅した。

 

おわり。