やあ。
うん、また過去山行なんだ。
というわけで、今回は両白山地の野伏ヶ岳です。
無雪期は藪の三百名山 野伏ヶ岳は冬こそ登山のシーズン。
北東にも尾根がありますが、今回はメインルート、ダイレクト尾根で。
取り付きから雪もそれなりに締まってたのでアイゼンに履き替え。
この野伏ヶ岳を見たのは大日ヶ岳に行った時。
冬の白山の美しさも素晴らしいものでしたが、
野伏ヶ岳の鋭利な稜線に心奪われました。
大日ヶ岳は上の写真だと、御嶽の左手前のあたりかな?
ダイレクト尾根自体は500mアップなのでそれほど大変でもないですが、
何気に取り付きまで長い。
しかしこの景色を味わう為なら安いも安い。
両白山地は僕の住んでる所からだと大回りしていくのでアクセスが地味に大変ですが、
冬に何度も来たくなる麻薬みたいな中毒性がある。
墨の絵のような日本的美しさが詰まってる。
9:00頃山頂到着。
白山別山の大展望。どんな形容詞も陳腐に感じる美しさです。
手前の薙刀山へ続くトレースがありましたが、少しクラックが入ってる模様。
この日はまさにTheDay。
ありとあらゆる山が一望できる冬晴れの吉日。
2月に来て、イグルーでも建てて1泊で登るのもありかな。
厳冬の野伏はドパウの海と化して一人じゃ太刀打ちできなそうですが。
写真を夢中で撮っていると山頂が賑やかになってきたので、
少し標高を落とした平坦地でいつものラーメンを食するなどする。
しかしこの平坦地からの眺めもまたいいものだ…。
下山してると日も上がってきて雪も緩み始める。
続々とスノーシューで登ってくる人とすれ違いました。少し登りづらそう。
樹林帯を適宜突っ切って下山したのがお昼過ぎ。
大日ヶ岳の時にも寄った温泉で暖まり、高山を経由して帰りました。
両白、今年はどこの山に行こうかな~。わくわく。