アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2019年9月6日 西穂高岳(西穂高口) (1/3)

やあ。

ここ数日間は暑さが続き、あまり9月という気がしませんね。

豪雨の翌日には猛暑だったり。僕みたいな性格してんな、絶対モテないだろ。

さて、晴天広がる長月の或る日に、西穂高岳へ行ってきました。

 

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西穂高岳。標高2,909m

北アルプス屈指の人気山岳地帯、穂高連峰を構成する峰が1つ。

山頂に至るまで切れ落ちた岩峰が連なる尾根道が続き、

山頂から連峰最高点奥穂高岳までの岩稜は、国内登山道の最大難度とされる。

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7:30 湯の花山荘付近にて。

今回は日帰りで、西穂高岳の頂を目指します。

早朝の錫杖岳、嗚呼ふつくしい…。

 

今度また会いに行きます。

 

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しらかば平駅より。

9月平日の新穂高ロープウェイしらかば平駅の始発は8:45

結構遅め。立山と同じ感覚でいたら結構待たされますね。

でもあっちは乗ってからが長いのでトントンかな。

 

ここから見た笠ヶ岳、迫力あってカッコいいですね!

 

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双六岳(左)~槍ヶ岳(中央)~奥穂高岳(右)。

ロープウェイに乗ってゆーらゆら。🚡

窓から見えた真ん中の山、小さいけれど槍ヶ岳

あのガクッとへっこんでるのが、かの有名なキレットですね。

で、北穂高岳涸沢岳と来て、奥穂高岳

 

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展望台は出発前に必見の価値あり。

西穂高口駅展望台からは錫杖岳と笠ヶ岳のデュエットが望めました。

さあ、風景に浸るのはこのあたりにしておいて、登山開始です。

 

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コケの道だったけど、行きの写真は殆どないのじゃ。

今回の西穂高岳山頂を日帰りで往復する行程は、

西穂高口駅からしらかば平駅までの登山道が存在しないので

ロープウェイ終電の16:45がリミットとなります。

(唯一の登山道は破線の旧歩荷道を歩いて新穂高へ抜ける。しらかば平へは登り返す必要アリ。)

 

土日の場合は始発が早まったりするので、少し余裕はありますが

晴れた日以外は超危険、晴れの休日は否応なしに混むので…お勧めしない!

 

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9:43 西穂山荘。

殆ど展望の無い樹林帯を、ひたすら無心で歩き続け西穂山荘へ到着。

少し一息付いてから、いよいよ主稜線に飛び出します。

 

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六百山(左)、霞沢岳(右)。山容が綺麗だ。

右手に見えますのは六百山霞沢岳

噂によると霞沢岳から穂高への景色が特筆物だとか。

奥の奥に見えるのは何だろう…?位置的に木曽駒ヶ岳のあたりかなあ。

 

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焼岳。稜線がアルプス感ある。

振り返ると、この景色。

禿げたような山は、岐阜の活火山のやべーやつこと焼岳です。

その裏の雲がかりに隠れた、特筆して高い山は恐らく乗鞍岳でしょう。

 

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テンションブチ上げ。

そして前方に構えるのが、今回登る西穂高岳になります。

剱岳を彷彿とさせる切り立った岩峰が立ち並ぶ。

 

記録されている中で西穂高岳の初登頂は、1906年の春。

剱岳の民間初登頂が3年後、1909年の夏。

それまで両者共、登山対象として開かれていなかったわけで、ある種似た者同士。

 

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10:06 西穂丸山。

この眺望を手軽に堪能出来るのがこのルートの魅力。人気も出るわけだ。

ここまで危険な道はほぼないので、ピクニックにもちょうど良い。

当日も、帰りでしたが小さな子が西穂山荘へ来ていました。

 

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平たいのが独標。その奥の緑色がピラミッドピーク。

あそこに見える平場の頂が、西穂独標になります。

この先から、西穂高の岩の顔が出始めるわけですね。

独標までの岩場は、直下が少しピリッとするなあという感じで、

 

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10:42 西穂独標。順調順調。

パパッと登っちゃった。

笠ヶ岳しか映っていませんが、前穂高岳の景色も見事でしたよ!

 

さあ、ここからが西穂高の本番開始です!

というところで、次回へ続く。ばい~。