アウトドアと飯のあれ

神奈川→富山在住のアウトドアと飯と旅行のあーだこーだ

2019年9月30日 立山雄山~別山 (4/4)

前回の続き。

 

ようやく別山へ到着し、剱岳を拝みました。

暫し休憩した後、このまま剱御前小舎へと向かいます。

 

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大日連山(中央)。風格を感じる。

小舎までは15分ほどの道のり。

左手には室堂地獄谷、右手には剱岳のよくばり稜線を歩いていきます。

 

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剱岳の代表的コース『別山尾根』。

この方向からの剱はガイドブック『富山の百山』の表紙にもなっていますね。

写真で見るよりも実物は数段『針山地獄』感が凄かったです。

 

この間、中部地方の山岳や河川にスポットを当てたNHKの番組

中部ネイチャーシリーズ』で剱岳が放送されていました。

1000年以上前、山伏が剱岳に残した錫杖の頭の話はあまりにも有名ですが、

実際に置いた『彼』はどのようなルートを通ったのでしょうか、という内容でした。

 

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富山湾はあまり見えなかったな。

昔の人は草鞋で荒れ道を登っていたのは事実ですが、流石にカニのタテバイはなぁ。

空海剱岳は登れなかった、という逸話もあるくらいですし。

でも昔の人は足腰強かったんだろうなぁ。現代っ子には想像もつかないくらい。

 

とても面白い番組なので皆も見ましょう。

この間は穂高連峰でした。まだ見てないけど。

 

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ビビットカラー。

写真がかなり飛びましたが、剱御前小舎からの下りは大変で…。

以前に大日岳からの縦走でも見上げたことがありましたが、

急峻で見るのも嫌になってた記憶がフラッシュバック。

 

標高を下げるにつれて、どんどん紅葉が色鮮やかに。

明け方だとあまりはっきり見えませんでしたから、予想外にカラフル。

 

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真砂岳(中央)と富士ノ折立(右)。


真砂岳富士ノ折立のギャップが素晴らしい。

当日は立山の広報の方も太鼓判を押す、絶好の紅葉狩り日和だったとのことで。

一足早い紅葉を思う存分満喫しました。🍁

 

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この間の混雑が嘘のよう。

しかし見ごろというのに雷鳥沢キャンプ場はあまり人がいませんでしたね。

一度泊まって星空を眺めたいものです。

テントとザックを買うのはいつになるのやら。Give me money.

 

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この景色すき。

ただ青い空に真っ赤に焼けたチングルマが良いコントラストです。

下界はまだまだ紅葉狩りには早いですが、

今年はどれくらい待てば黄金色のブナ林が見られるかしら。

 

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なんてことない道が牙を剥く。

帰りの帰りに、この登りは心がすり減る…。

牛車で運んで行ってくれないかい。

 

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地獄谷からの風で息苦しいのも一役買ってると思うんだ。

ひぃ、ひぃ。

インドアマンには辛い…。

 

なんでこんな辛いことしてるんだろう、と思っていても

喉元過ぎたらまた行きたくなってるんですよね、山の魔力とやらはすごい。

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こうやって見ると立山って大きいなと。

今年の夏はあまり思ったほど山へは行けてませんが、

秋にはいくつか決めてる場所もあるので、行けたらいいなーと思います。

 

それもまた話題になるかお蔵入りかは神のみぞ知るところですが。

 

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ミクリヶ池でお別れ。

この後は満身創痍でバスに乗り込んだよ。こいついつもクタクタだな。

 

それじゃ、行楽シーズン本番、頑張りましょう。

ばいばーい。