2019-01-01から1年間の記事一覧
前回の続き。 大観台(1470m)で称名滝を見て、美女平まではあと半分ほど。 この大観台近くから植栽の風貌がガラッと変わります。 しっとりしている。 今までは陽が差しやすい笹薮の中を縫うような木道でしたが、 ここからはネズコやブナの生い茂る林となって…
前回の続き。 追分を出発して、弥陀ヶ原を降りていきます。 こんな感じ。 雪解けの終わった鍬崎山。 今回は歩くアルペンルートコースガイドの⑤→③→②の順番で 追分(1840m)から美女平(977m)まで下りて行くことにしました。 全体的に非常に歩きやすい。 歩くアル…
ウス。 雨降った次の日は晴れ、と思えばその翌日は土砂降りと、 空模様は女性の移り行く心に例えられることがしばしばありますが、 「面倒臭くて相手してられっかこんな女」と、富山の女性と付き合う気が ますますしなくなる梅雨空のこの頃。☔ そろそろすれ…
ウス。 晴れたと思えば明日はしとしと雨。 気が塞ぐので泣くのは程々にしていただきたいものです。 山は暫くご無沙汰、 お隣の石川県七尾市にある和倉昭和博物館とおもちゃ館へ行ってきた話です。 「和倉昭和博物館とおもちゃ館」は平成19年4月28日オープン…
やぁ。 あっという間に梅雨が終わり、盛夏に近づかんとするこの頃、 明日21日から夏至の初候『乃東枯』(なつかれくさかるる)です。早いものですね。 庭のマツの木にマツカレハの幼虫が大量発生しておりまして、 枯らされても困るので毎年この時期に消毒剤を…
昨日深夜、新潟・山形県境付近を震源とする巨大地震が発生しました。 両県とも最大震度6強の大きな揺れにより家屋の損壊、大規模停電が発生し、 大きな被害を被られた方にお見舞い申し上げます。 ムラサキツユクサ。 新潟に程近い富山はと言うと、昨晩は自室…
五箇山相倉合掌造り集落を後にして、午後から山に向かいました。 急に禁断症状が出たんですよ。怖いね。 ということで30kmほど離れた医王山(いおうぜん)が目的地です。 ----- 医王山。金沢と富山に跨る山塊であり、最高点は奥医王山の939m。 日本三百名山。…
やあ。 木曜日、富山は前日の雨が嘘のように終日晴れ模様。 ということでね、久々に朝から出かけました。 向かうは南砺、五箇山相倉合掌造り集落です。 行くのはこれで3回目、半年ぶり。 毎回この景色が好きで写真撮っちゃうの。 相倉集落は菅沼集落よりも規…
雨さんザーザーでワロタ。( ⊙ _ ⊙ ) やあ。 先週から山どころか、碌に森にも入れない日が続く。 それでも富山は太平洋側よりか幾許かはマシみたいですよ。 木・金あたりから少しずつ和らぐみたいです。 アジサイ。 雨が降れば花が潤い、それを愛でる機会も増…
富山のスポット紹介のコーナー。 パフパフ~。 ウス。 富山に来た観光客は大体立山黒部行って寿司食って帰るんで、 知らない人も多いでしょうが、市街には植物園があるんですよ。 駅から遠く離れた婦中町の方にあるので、観光で来た人は九分九厘寄らないでし…
暑い日に冷えたみかんを食べるのが最高に幸せ。 というわけでね、山行ってきました。 暑気払いというよりも暑気纏いという感じが拭えませんが。 今回向かったのは猛々しい名前を持つ、金剛堂山です。 ----- 金剛堂山。標高1,650m。(中金剛。山頂標識のある前…
いつの世も、隧道を掘るのは大変な労苦です。 何かしら労苦に見合った目当てがあり、初めて開通するわけです。 そして廃隧道を探し求める者達も出てきて、今や一大ジャンルです。 尤も、廃隧道の多くがコウモリの棲家となり果て、僕はコウモリが苦手ですから…
前回の続き。 富山の昭和~平成初頭の廃集落を一冊の本に纏めた『村の記憶』では 山田川流域で5つ取り上げられている。 その中で最も訪ねやすい集落が、今回の舞台。 現行(中心が数納)。 数納(すのう)集落。 現在の世帯数0戸、人口0名。(富山市H31住民登録人…
集落探訪の趣味を持つと、見識はともかく行動範囲は確実に広がる。 今まで行かなかった土地、興味を持たなかったものにも積極的に関わるので 思わぬ発見が往々にしてある。 今回は幼少期から殆ど行ったことがない、旧山田村の集落にスポットを当てよう。 ---…
撮影したけれどブログでは使う機会がなかったもの。 眠らせとくと箪笥の中でカビを生やすので、皆々様の眼に晒しておこうという話。 これを供養と言います。プージャー、プージャー。(・‿ ・) 南木曽岳、摩利支天展望台から。 白木峰から両白山地方面。 猿倉…
富山には奇妙奇天烈な地名が各所に点在している。 そういった難読地名には東坂下(さこぎ)のように理由が判明しているものもあるが、 由来が判然としないものも多々あり、地名を研究する『地名学』なる分野も存在する。 今回尋ねるのは典型的な後者であり、そ…
ウス。 ちょっと暑すぎな昨今に嫌気が差します。 今日なんて帯広で38度らしいですね。気が狂いそう。 家にいても暑いなら、暑くない場所へ行くしかないわけで。 というわけで涼しさのお裾分けで、「ある」スポットに行ってきたお話。 「それ」は小佐波(おざ…
ウス。 暑い暑い暑い。今日の富山の気温32度ですよ。 明日は33度になるみたい。頭がおかしくなりそうです。 子供の頃は真夏に30度行ってたら猛暑日でしたよ。 なんで5月で本気出すん? そんな脳髄液が茹りそうな猛暑日ですが、登山に行ってきました。 身近な…
あ゛つ゛い゛。 ウス。 ホラーゲームのプレイ動画見ながら寝落ちしてたら、夢に出てきました。 あたまおかしなるで。 ということでね。 午後から暇になったので、少しドライブと洒落こもうってわけです。 行先は五箇山、菅沼合掌造り集落です。 昨秋五箇山に…
実は一発変換できる。 前回の続き。 開けた県道を走り、木陰の中に入って行く。 東坂下(さこぎ)集落。 世帯数5、人口17名。(H27国勢調査) 富山難読地名クイズ大会が催されれば真っ先に出てくるので、対策しておこう。 『サコギ』は小さい河谷のことである。 …
あー、牛タン食べたい。 前回の続き。 根上(ねのうえ)から土(ど)集落への道へと戻り、八尾町側へと走る。 数分すると分岐があり、そこを左へ曲がると目的地だ。 北谷(きただに)集落。 世帯数、人口不明。(字無記述。) 北谷(キタタン) (『八尾町史』) 富山県…
前回の続き。 土(ど)からは開けた山道を走る。 日が照り車に籠った熱気で蒸し蒸しする。 根上(ねのうえ)集落。 現在の世帯数3戸、人口4名。(富山市H29住民登録人口) 根上(ねのうえ) 古くは『禰の上』とも書いた。 (『角川日本地名大辞典』) 禰とは「親の御霊…
前回の続き。 雨上がり間も無いので、鬱陶しい羽虫は地表を這いずるばかり。 下伏から坂道を上がって間もなく数戸見えてくる。 土(ど)集落。 現在の世帯数2戸、人口4名。(富山市H29住民登録人口) 「どう」とも呼ばれる。 起源は判然としないが天正11年(1583)…
前回より のそのそぬるりと始まった、富山県内の廃集落を巡る旅。 「廃集落を巡る」と公言しておいて何だが、廃集落の周辺には往々にして 現役の過疎集落があるものだ。 そこをスルーして行くのも何か心残りがあるので、同時に巡りたい。 下伏(げぶせ)集落。…
山毛欅の白林より。 ウス。 今日も今日とて登山です。 だって最近晴れ続きですもの。 そりゃ登山日和ってなもんですよね。 今回向かったのは白木峰。 一足早くお邪魔しました。 ----- 白木峰。標高1,596m。日本三百名山。 飛騨高地に属し、遠く立山から白山…
廃集落の数が多い。 最近まで居住していた神奈川県が全国的に見ても少ないこともあるが、 富山県の高度過疎集落・廃集落の数は両指に収まらないほどである。 廃集落の経緯は地域により様々であるが、 ①高度経済成長期に端を発する、都市部への人口流出による…
思いつくままに。 やあやあ。御機嫌ようございます。 朝起きた時に「あ、今日は登山しよう」と思いまして。 飯食ってさっさと登山準備。 富山は本日快晴日和。 どうせなら大きく立山連峰を眺めたいということで、 それなら大展望の山にちゃちゃっと登ってこ…
深緑。 旧桐谷小学校。 富山・岐阜県境側には数多くの山村があるが、 筋のように入り乱れる峰々に阻まれ、相互往来が非常に困難である。 豪雪により冬季通行が制限されることもしばしば起こる。 富山県市街地から1時間ほど走らせた先にある桐谷集落もその1つ…
久しぶりの暑さ。 大長谷(おおながたに)村はかつて富山の山奥に存在した村だ。 大長谷川の両岸や山間に二十余の集落を抱え、僅かな林業の収入や田畑の耕作、 木炭や養蚕、和紙等で日々の生計を立てていた。 昭和40年頃に高度経済成長の煽りを受け、若年層が…
先程、実家の犬が他界した。 死因は老衰。年齢は13年と8ヶ月23日。 ここ数年間は慢性的に体の調子が悪かったが、2日前からとうとう寝たきりになった。 今日、眠るように静かに息を引き取ったらしい。 彼が来たのは、僕が当時中学2年生の頃だ。 僕は早生まれ…